マーケティングリサーチのすべてがわかる

QiQUMOはマーケティングリサーチのためのウェブアンケートツールです。QiQUMOを有効活用するために必要なマーケティングリサーチについての知識を解説します。

マーケティングとマーケティングリサーチ

マーケティングリサーチとは文字通り、マーケティング施策の意思決定に必要な情報を調査・収集し分析することです。

では、マーケティングとは何かと問われると、明確に答えることができる人は少ないのではないでしょうか。

一般消費者を対象とするビジネスと企業間取引を行うビジネス、あるいは、オンラインを通じて行うビジネスとリアルビジネスでは具体的なマーケティング施策は異なり、属する業界や携わる業務の立ち位置によってもマーケティングに対する見方やイメージに違いが出てきます。

マーケティングは研究者や業界団体によってさまざまな定義づけがなされています。実務のなかでは定義を知ることが必ずしも重要なことではありませんが、知識として触れておくことがマーケティングの全体像を理解することにつながります。

団体が定義するマーケティングとは

マーケティングの本家であるアメリカ、そして日本の公益財団が定義するマーケティングについて確認してみましょう。

マーケティングとは、顧客、クライアント、パートナー、社会全体にとっての価値を創造、伝達、提供、交換するための活動、一連の機関、プロセスである。

マーケティングとは、企業および他の組織1)がグローバルな視野2)にたち、顧客3)との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動4)である。


教育・医療・行政などの機関・団体を含む国内外の社会、文化、自然環境の重視一般消費者、取引先、関係する機関・個人、および地域住民を含む組織の内外に向けて統合・調整されたリサーチ・製品・価格・プロモーション・流通、および顧客・環境関係などに関わる諸活動をいう。

著名人・専門家が定義するマーケティングとは

マーケティングを提唱した著名人といえば、フィリップ・コトラーとピータードラッカーが真っ先に想起されます。彼らの提唱した定義は現代でも脈々と引き継がれていますので、確認してみましょう。

マーケティングを最も短い言葉で表現すれば、「ニーズに応えて利益を上げること」

【フィリップ・コトラー

マーケティングの究極の目標はセリング(販売・営業)を不要にすること

ピーター・ドラッカー

団体と著名人で共通するマーケティングの定義

これらの定義に共通することは、マーケティングを行う主体は個別の「企業」であり、対象となるのは「市場を構成する顧客」であること、企業にとっての利益と顧客にとっての価値のやり取りすべてに関わるのがマーケティングであるということです。

また、ドラッカーの指摘は、セリング(販売・営業)が顧客と直接接する場面での働きかけであるのに対し、マーケティングは企業活動の幅広い領域に関わる概念であることを意味しています。これらのことから「売るための仕組みづくり」というのがマーケティングに対する共通認識として広く受け入れられています。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

「マーケティングリサーチと市場調査」 マーケティングにどう活かされるのかを解説

マーケティングリサーチとマーケットリサーチは区別され、マーケティングを体系的に理解する上でその位置づけを知ることは重要です。一方、市場調査はどちらにも使われる言葉ですが、「市場=マーケット 」を調べるという意味を持っています。

この記事ではマーケティング活動のなかでマーケティングリサーチが担う役割を解説します。

詳細解説はこちら

マーケティングリサーチを簡単解説 市場と消費者を理解するために知っておくべきこと

マーケティングリサーチの目的は、マーケティング課題の解決に関わる意思決定の判断材料を提供すること。質の高いマーケティングリサーチを実施するためには、マーケティング全体の枠組みを知るとともに、具体的な調査手法に関する理解も必要です。

この記事では、マーケティングリサーチについての理解を深めるための知識を解説します。

詳細解説はこちら

マーケティングリサーチは超重要!その理由と簡単にできる方法を解説

マーケティングリサーチは、顧客のニーズに沿った新商品・サービスを開発する際に重要です。しかし、マーケティングリサーチの内容や重要性などについて、あまりよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、マーケティングリサーチの概要や目的、重要である理由などについて詳しく解説します。

詳細解説はこちら

【5ステップ】マーケット調査のやり方を解説!役立つフレームワークも紹介

商品やサービスの市場における需要や顧客のニーズを把握するためには、マーケット調査が必要です。しかし、調査の方法や規模を誤ると、膨大なコストや時間を費やしても得られる答えは限定的なものになってしまいます。

そこで、本記事では、効率的なマーケット調査のやり方について解説します。マーケット調査の方法を押さえ、ビジネスの成功の一歩を踏み出しましょう。

詳細解説はこちら

マーケティングプロセスとマーケティング・ミックス

「売るための仕組み」を具体化するための基本的な考え方がマーケティングプロセスとマーケティングミックスです。マーケティングプロセスはマーケティングに関わる取り組みを段階的に示したものであり、マーケティングミックスはマーケティングが対象とする領域を示すものです。

コトラーが提唱するマーケティングプロセスは以下のような工程であらわされます。

コトラー提唱のマーケティングプロセス図解

マーケティングプロセスのなかで、マーケティングリサーチはマーケティングの全体像を決めるために必要な情報を集めるために行われます。

リサーチの対象とするのは、STPとMM(マーケティングミックス)の各要素です。4Pは企業視点のマーケティングの対象となる領域であり、それを顧客の側から見たものが4Cです。

マーケティングの対象となる消費者や顧客について調べるための枠組みがSTPであり、消費者や顧客についての情報をマーケティングに落とし込むための枠組みがMMです。この2つのフレームワークによってマーケティングとマーケティングリサーチが果たす役割が明確になります。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

マーケティングリサーチの種類を3つの分類で解説|誰に・何を・どのように

マーケティングリサーチにはさまざまな種類があります。業種、また企業によって、よく用いられる調査手法が異なるほか、大きな組織では部門によっても必要とされる調査の種類は違います。マーケティングリサーチの種類について3つの観点から解説します。

詳細解説はこちら

マーケティング戦略策定の大原則 STPの精緻化のためのアンケートを活用のポイント

現代マーケティングの大家であるコトラーが提唱したターゲットマーケティングは、マーケティングミックスを設計するための前提であり、マーケティング施策を行う上での基本的な考え方となっています。アンケートを行う上で知っておくべきSTPの内容について解説します。

詳細解説はこちら

マーケティングプロセスに対応したマーケティングリサーチのやり方

マーケティングリサーチは、効果的なマーケティングを実施するために不可欠な情報収集活動であり、その目的は、新たな価値を適切な顧客に届けるための手掛かりとなるインサイトを発掘することです。結果につながるマーケティングリサーチを実施するための方法と手順についてご紹介します。

詳細解説はこちら

マーケティングミックスの視点から調査目的に応じたアンケート調査の種類を紹介

アンケート調査を実施する際には、「何を明らかにするのか」という調査の目的と、マーケティング戦略のなかで調査結果が「どのように活かされるのか」について明確に意識する必要があります。さまざまなアンケート調査の種類について、マーケティングミックスの観点からどんな特徴があるのかについて解説します。

詳細解説はこちら

マーケティングリサーチの種類

実際にリサーチを行うにあたり、調べる対象が何であるのか、また、調べるためのどんな手法があるのかを知っておく必要があります。

マーケティングリサーチは、扱う情報の種類、調査対象の違い、調査期間の長さ、調査の手法などによって分類する方法があります。

定量調査・定性調査(扱う情報の違い)

定量調査はアンケート調査などの数値として得られる情報を扱う調査、定性調査はインタビューや観察などの文脈として得られる記述的な情報を扱う調査のことを指します。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

定量調査とは|簡単解説

定量調査は、量や割合など数値で表されるデータを収集することを目的として行う調査です。多数の調査対象の全体の特徴や傾向を数値に集約することで、市場や顧客を客観的な指標をもとに理解することを目的とする調査です。

詳細解説はこちら

定性調査とは|簡単解説

定性調査とは、感情や行動などの数値化できない情報を収集・分析する方法です。「はい/いいえ」で「はい」と回答した理由や選択した回答に対する「なぜ」を深堀りできるため、潜在的な意見を把握できます。

詳細解説はこちら

オープン型調査・クローズ型調査(調査対象の違い)

オープン型調査はあらかじめ調査対象を限定せずに不特定多数の人に調査への協力者を募る調査のことを指します。それに対し、調査対象を調査モニターや顧客リストなどに限定して行う調査をクローズ型調査といいます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

オープン型調査とは|簡単解説

オープン型調査とはWebを活用したマーケティングの手段で、アンケートをインターネット上に一般公開する調査方法です。誰でも回答することができ、幅広い方たちにアンケートを行うことができます。一方で、調査モニターや顧客リストにアンケート調査を行う手法は、クローズ型調査と呼ばれています。

詳細解説はこちら

クローズ型調査とは|簡単解説

クローズ型調査とは、調査モニターや顧客リストなどの特定のユーザーに行う非公開型の調査です。「〇〇を定期的に利用している人」や「〇〇を持っている人」のように対象者を絞ったうえで調査を行えます。一方で、不特定多数の人に調査を行うことをオープン型調査と言います。

詳細解説はこちら

アドホック調査・パネル調査(調査期間の違い)

アドホック調査はその都度調査対象を募る形の1回限りの調査、パネル調査は調査協力者から一定期間にわたり情報を提供してもらう形の継続的な調査のことを指します。調査会社が組織している調査協力者を対象に行う調査もパネル調査という言い方をします。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

アドホック調査とは|簡単解説

アドホック調査とは、一回限りで完結する単発の調査のことです。同じ対象者に向けて、期間を空けて繰り返し調査するなど、心理変化や行動変化をデータ収集する調査とは異なります。

詳細解説はこちら

パネル調査とは|簡単解説

パネル調査は、ある特定の対象者に対して一定期間調査を行う手法です。「同じ対象者」に「同じ質問」を「定期的に何回も」実施することで、消費者の動向の変化や商品の販売推移をしることができます。この調査方法を用いると、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「いくらで」「いくつ」買ったのかといったデータが蓄積されます。主に、商品の購買行動や消費傾向、広告効果の測定、市場調査などに役立てられます。

詳細解説はこちら

スクリーニング調査(調査目的の違い)

特定の条件に当てはまる調査対象を設定する場合に、その条件に合う調査対象を絞り込むために行う調査をスクリーニング調査といいます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

スクリーニング​​調査とは|簡単解説

スクリーニング調査とは、本調査を実施する前に行われる事前調査です。条件を満たす対象者を絞り込む目的で行われます。

詳細解説はこちら

インタビュー調査

調査対象との対話を行いながら定性的な情報を収集するのがインタビュー調査です。調査対象と1対1で行うものをデプスインタビュー、複数の調査対象を集めて座談会形式で行うグループインタビューがあります。面接の方法は対面で行うもののほかオンラインで実施するものも含まれます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

グループインタビューとは|簡単解説

グループインタビューは座談会形式でインタビューを行う定性調査の一手法です。1対1のインタビューに比べて、1回のセッションで多くの生の声を聞くことができるほか、小集団の特性を活かすことで、話題の広がりや思いがけない気づきを得られることがあります。

詳細解説はこちら

デプスインタビュー(個人深層面接)とは|簡単解説

デプスインタビューは消費者を対象にインタビューを行う定性調査の一手法です。インタビュー(面接)の形式で行う消費者調査にはデプスインタビューのほかにグループインタビューがあります。グループインタビューが数人の座談会形式で行う手法であるのに対し、デプスインタビューはインタビュアーと調査対象者の1対1で行い、個別のより詳しい情報を得ることを目的とします。

詳細解説はこちら

オンラインインタビューとは|簡単解説

オンラインインタビューとは、インターネットを経由して行うインタビュー定性調査のことです。一方で、対面で行うインタビューはオフラインインタビューと呼ばれています。

詳細解説はこちら

観察調査

観察調査は調査対象の行動や反応を記録する調査の方法です。調査員が介入(やりとりを行う)するものと観察のみを行うもの、定量的な情報を取得するものと定性情報を取得するものが含まれます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

会場テスト(CLT)とは|簡単解説

会場テスト(CLT)とは「セントラルロケーションテスト(Central Location Test)」の略で、会場に調査協力者を集め、その場でアンケートやインタビューを行う調査方法です。自社商品を実際に試してもらった感想を集めたい場合や、機密性の高い調査を行いたい場合などに向いています。

詳細解説はこちら

ホームユーステスト(HUT)とは|簡単解説

ホームユーステスト(HUT)は、製品を実際に家庭で使用してもらい、その評価をアンケートで回答してもらう手法です。日用品や調味料など、実際の生活で使われるアイテムを商品開発する際や、商品の改善を検討する際などによく利用されます。

詳細解説はこちら

ホームビジットとは|簡単解説

調査対象者の自宅を訪問し、実際の生活の中でインタビューを行う方法です。普段の行動から潜在的なニーズを発見でき、机上の調査では得られない情報を集められます。また、対面での対話によりリアルな反応や感情を捉えられるため、より深い洞察を得ることが可能です。市場調査や商品開発などの重要なデータ収集に向いています。

詳細解説はこちら

エスノグラフィーとは|簡単解説

エスノグラフィーは、消費者や生活者を理解するために行う観察することを主眼に置いた調査手法のひとつです。観察者が被観察者と場面を共有しながら観察と対話のなかで理解を深めていく定性調査の一手法と位置づけられます。

詳細解説はこちら

典型的な目的別マーケティングリサーチ

マーケティングリサーチによって明らかにすることは、ビジネスの種類やそれぞれのマーケティングプロセスの段階によってさまざまです。そのなかで、典型的なマーケティングリサーチの目的として、以下のようなものを挙げることができます。

環境調査

どんな市場を相手にビジネスを行うのか、手掛けるビジネスの市場はどんな状況にあるのかを知ることは、マーケティングを行っていく上での前提条件であり、マーケティングプロセスの最初の段階で明らかにしておく必要があります。

環境調査には、PEST分析やVRIO分析、5フォース分析といったフレームワークが用いられます。市場全体を概観するための行政機関のデータの活用や、競合企業の情報を得るための外部の調査機関の利用も環境調査の手段となります。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

マーケティングリサーチで調査すべき対象・方法・内容とは

マーケティングリサーチがカバーする領域は幅広く、その対象・方法・内容は多岐にわたります。リサーチャーには、必要な情報の性質を理解した上で、それぞれの情報をどこから入手するか、また、得られた情報をどう活用すべきなのかという知見と判断が求められます。マーケティングリサーチの全体像を理解する上で欠かせない情報源とその活用方法についてご紹介します。

詳細解説はこちら

マーケティングにおける市場調査の位置づけ マーケティングリサーチとの違いとは

マーケティングのための調査活動は、市場調査、マーケティングリサーチ、マーケットリサーチ、消費者調査などの呼び方があります。これらの言葉に明確な定義はありませんし定義づけをする必要もありませんが、本記事では、マーケティングにおける市場調査について掘り下げてみたいと思います。

詳細解説はこちら

企業や業界を調査対象とする市場調査|調査の種類と調査会社を紹介

消費者を対象とするアンケートやグループインタビューのほか、企業や業界についての情報を集めることも市場調査の役割のひとつです。マーケティングリサーチや事業戦略策定のための企業や業界を対象とする調査の種類と、その分野に実績のある調査会社を比較しやすいように複数社ご紹介します。

詳細解説はこちら

商品開発

商品開発はマーケティングミックス(MM)の4PのなかのProduct(製品)を具体化することです。最終的な仕様や価格を決める前の段階で、商品やサービスが提供する価値の本質的な部分が消費者に受け入れられるものかどうかを確かめるのがコンセプトテストです。

商品やサービスの詳細を詰めていく段階によって、価格受容性調査(PSM分析)やパッケージテストなども加わります。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

コンセプトテストとは|簡単解説

コンセプトテストとは、商品・サービスのコンセプトが市場に受け入れられる可能性を評価することです。企画やアイディアを商品化する前の段階でマーケットからの反応を確認し、新規参入、新商品上市の可否判断、または、商品の改善・改良を目的に行われるマーケティングリサーチを指します。

詳細解説はこちら

CPテストとは|簡単解説

CPテストのCはコンセプト(Concept)Pはプロダクト(Product)を指し、コンセプトテストと製品テストを合わせて行う方法です。CPテストはコンセプト・ユース・テストともいわれます。

詳細解説はこちら

PSM分析とは|簡単解説

PSMは、Price Sensitivity Measurement(価格感度測定法)のことであり、特定の商品やサービスに対し、消費者の価格知覚に関する4つの質問から受容価格を明らかにするための手法です。受容価格は消費者の値ごろ感を把握する指標となり、PMS分析は価格設定を行うための受容性調査として実施されます。

詳細解説はこちら

パッケージテスト(PKGテスト)とは|簡単解説

パッケージテストは、商品の容器や外装のデザイン、色彩、使いやすさ、材質などに関する調査です。消費者に実際にパッケージを見せて購買意向を聞いたり、店頭陳列で目立ちやすさを調べたりする方法などがあります。パッケージテストは、製品の売り上げに直結する大切な調査です。

詳細解説はこちら

新商品開発で実施するアンケート調査とは?マーケティングプロセスを踏んで失敗確率を減らす

新商品開発の重要性は言うまでもなく、多くの企業にとって業績を左右する大きなテーマです。新商品を成功させるためにはマーケティングリサーチが不可欠であり、商品開発のためのアンケート調査について知る必要があります。この記事では新商品の開発プロセスとマーケティングプロセスを関連付けて、どのようなアンケート調査を実施する必要があるかを解説します。

詳細解説はこちら

ブランド・エクイティを把握してカテゴリーエントリーポイント(CEP)の幅を広げる

ブランド想起についての考え方がカテゴリーエントリーポイント(CEP)です。より多くの場面で想起されるブランドが市場シェアを拡大すると同時に、ブランドの価値も高めることにつながるというのがその内容です。ブランドを成長させるために重要なカテゴリーエントリーポイント(CEP)について、ブランド・エクイティの調査方法と合わせて解説します。

詳細解説はこちら

顧客満足度

顧客からのフィードバックを得ることを目的とするのが顧客満足度調査です。既存の商品やサービスの改善、顧客の要望をもとに新たな商品開発を行う場合に活かされる貴重な情報となります。

また、高い顧客満足度を得られているかどうかは、継続的な利益につながるかどうかに大きく関連するため、顧客ロイヤルティやLTVといった概念とNPSという調査手法を知っておくことが重要です。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

顧客満足度調査とは|簡単解説

顧客満足度調査とは、現状、自社商品が購入者にどの程度評価されているか確認したい、今後より満足してもらう商品へするために、必要な情報を収集したい場合に行う調査手法です。

詳細解説はこちら

顧客ロイヤルティとは|簡単解説

顧客ロイヤルティとは、顧客が商品・サービスに対して感じる信頼や愛着のことです。似ている言葉に顧客満足度がありますが、顧客満足度は顧客の期待が満たされている状態を指し、顧客ロイヤルティとは少々意味が異なります。

詳細解説はこちら

NPSとは|簡単解説

NPSはネット・プロモーター・スコア/ネット・プロモーター・システムの略で、顧客ロイヤルティを測定するための指標です。顧客に対し、製品やサービスを他者に薦めたいかどうかを11段階の評定尺度で質問し、その結果からスコアを算出します。

詳細解説はこちら

LTVとは|簡単解説

LTVとは、1人の顧客から得られる収益を時間軸で定量化するための指標であり、顧客獲得に要する費用と合わせて事業の収益性を判断するために使われます。特にサブスクリプション型のサービスでは、事業を継続・成長させていくためのKPIとして重要な意味を持ちます。

詳細解説はこちら

カスタマーサクセスで活用するアンケート調査 SaaSビジネスの顧客満足度調査とは

toBのSaaSビジネスはユーザーがサービスを活用できるまでの過程が重要視されます。サービスをスムーズに導入し活用できるかが顧客満足度を左右し、継続利用やアップセル・クロスセルに大きな影響を与えるからです。顧客の実態を把握し評価を改善につなげるための解決策となるのがアンケート調査です。SaaSビジネスにおけるアンケート調査の活用方法について解説します。

詳細解説はこちら

アンケートを使った効果的なVOC(口コミ)の集め方 | VOCの収集チャネルのなかでアンケートをどう位置づけるか

VOCを収集・分析するシステムやツールを運用する企業は増えていますが、分析結果を課題解決に結びつけるためにはツールだけでは完結しないケースも少なくありません。VOCの収集チャネルのひとつに位置づけられるアンケート調査の活用方法について解説します。

詳細解説はこちら

お客様アンケートにおけるサービス品質の評価方法

サービスを提供する業態における顧客満足度調査は、モノを提供する業種とは異なった視点からアプローチする必要があります。サービスとして提供されるものの無形性や生産と消費の同時性、人的要素の重要性など、サービスの質を評価する場合の要素がモノを提供する場合とは大きく異なるからです。サービスの品質に焦点を当て、顧客満足度調査を行う場合に考えなければならない重要なポイントについて解説します。

詳細解説はこちら

デジタルマーケティング

マーケティングミックスの4Pのプロモーション、4Cのコミュニケーションの観点から見ると、スマートフォンをはじめとするデジタルデバイスを使ったオンラインによる顧客との関係構築が既に不可欠なものとなっています。

WebサイトやSNSを通じたデジタルマーケティングにおいてもマーケティングリサーチは重要な位置を占めています。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

Webサイト改善のためのアンケート調査|評価指標と質問項目の考え方

企業が運営するWebサイトの役割は自社の紹介に留まらず、営業サポートやブランディング、採用にまで結びつく重要性の高いものとなってきています。アクセス解析などWebサイトのパフォーマンスを測るための基本的なツールの活用と合わせて、Webサイト改善のためにアンケート調査を効果的に活用するための方法をご紹介します。

詳細解説はこちら

アンケートを効果的に使ってWebサイトのユーザビリティと作り方を見直す

Webサイトのパフォーマンスはユーザビリティを改善することで高めることができます。そのための手法として有効なのがアンケート調査を実施することです。その際にどんな質問項目を設定する必要があるか、また、アクセス解析と合わせてWebサイト改善のための判断材料を収集するための手法について解説します。

詳細解説はこちら

WebマーケティングにSNSを活用|ソーシャルメディアでのアンケートの作り方

SNSの効果的な運用はマーケティングの手法として定着してきました。製品やサービスの認知を高めるとともに、ユーザーと対話を図りフィードバックを得るためのチャンネルとしてSNSは有効に機能します。SNSユーザーにアンケートを配信することで、リアルタイムなコミュニケーションを促し、フィードバックを可視化して共有することができます。アンケートの配信方法の1つとしてのSNSに着目し、その実施方法についてご紹介します。

詳細解説はこちら

BtoBマーケティングにアンケートを積極活用 営業プロセスのなかにアンケートを組み込む

アンケート調査を活用した市場調査は、BtoC系商材の消費者を対象とする場合のほか、BtoB系の商材を扱う企業も対象として実施されます。BtoC系商材をテーマとするアンケート調査は消費者理解が主要な目的となりますが、BtoB系商材を扱う企業を対象とする場合は、リードの獲得や営業のきっかけとして活用されることも少なくありません。BtoB企業のマーケティングにおけるアンケートの活用法に焦点を当てて、法人顧客を対象とするアンケートについて解説します。

詳細解説はこちら

マーケティングリサーチの実施方法

セルフ型アンケートツールQiQUMOを使うことで、手軽に費用をかけずにマーケティングリサーチを行うことができます。しかし、自社にマーケティングリサーチを行うためのリソースがない場合や専門性の高い分析が必要な場合には、マーケットリサーチを専門に行う会社に依頼するのが現実的です。

マーケティングリサーチを行う会社や業界について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

マーケティングリサーチ会社の選び方。おすすめの調査会社紹介と比較方法とは。

消費者のニーズや市場トレンドといったビジネス戦略の判断に不可欠な情報を、自社に代わって調査してくれるのがマーケティングリサーチ会社です。企業の課題解決のため、様々な方法で調査や分析を行う調査会社の業務内容から、リサーチ手法、調査会社選びのポイントまでをまとめました。

詳細解説はこちら

Webアンケート調査ができる調査会社7選!失敗しない選び方も解説

Webアンケート調査を検討している企業担当者の方の中には、「Webアンケートができる調査会社はどこ?」「調査会社はどう選べばいいの?」などの疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、Webアンケート調査ができる調査会社7選と、失敗しない選び方を紹介します。

詳細解説はこちら

オンラインアンケート調査|どこに依頼する?どのツールを使う?

近年では、調査会社に依頼して行うアンケート調査に加え、自らアンケートフォームを作成しアンケート調査を行う、セルフ型アンケートシステムがオンラインアンケートの実施手段として定着してきました。アンケートを実施する場合にどんな調査会社に依頼すればいいのか、また、どんなツールを使えばいいのかに焦点を当てて、一般的となったオンラインによるアンケート調査の種類と特徴について解説します。

詳細解説はこちら

インターネットリサーチを依頼できる調査会社20選 -2023初夏-最新バージョン

アンケート調査はネットリサーチが主流となっており、ネットリサーチを依頼できるマーケティングリサーチ会社は数多く存在します。調査会社にはそれぞれの得意分野や特徴があり、調査の種類に応じて適切な会社を選ぶ必要があります。この記事ではインターネットリサーチに実績のあるマーケティングリサーチ会社とその特徴を紹介します。

詳細解説はこちら

Webアンケートサービス徹底比較|50個のサービスを種類別に解説

Webアンケートを実施するためのサービスにはさまざまな種類があり、誰を対象にアンケートを実施するのかによって、使えるものと使えないものがあることを知っておく必要があります。CRMツールやコミュニケーションツールにアンケートを組み込んだサービスや、特定の調査対象に特化したWebアンケートサービスなどが増えており、ひと口にWebアンケートとサービスといっても活用できる場面がそれぞれに異なります。Webアンケートサービスにはどんな種類があり、それぞれがどのような調査に使えるのかを解説します。

詳細解説はこちら

マーケットリサーチ業界はインサイト産業へ  ネットリサーチの先にあるマーケティングリサーチの形

2020年9月に発表した国際的なマーケティングリサーチの業界統計「Global Market Research 2020」で、デジタルデータの収集・分析を行う企業やコンサルティングとレポート提供を行う企業がマーケティングリサーチ業界の統計に加えられました。従来のマーケティングリサーチ業界にテクノロジー主導型調査とレポーティングを行う企業を加え、マーケティングに関わる企業の意思決定を支援するサービスを「インサイト産業」として捉え直したという形です。インサイト産業はどんな企業群で構成されるのか、どんな業務領域が加えられたのかについて解説します。

詳細解説はこちら

インサイト業界のレポーティングカテゴリー / 産業別マーケットリサーチを行う調査会社

産業別のマーケットを独自に分析し、企業の経営層や報道機関、広告代理店のマーケティング部門などに対してレポートを提供するのがインサイト産業(マーケティングリサーチ業界)のレポーティングというカテゴリーに属する企業群です。戦略系のコンサルティングファームやシンクタンクと、古くからマーケティングリサーチ業界の一翼を担ってきた業種・業界別の市場調査を行う調査会社について解説します。

詳細解説はこちら

Webアンケートにかかる費用|ネットリサーチ大手の料金表まとめ

マーケティングリサーチを調査会社に依頼する場合、調査内容や必要なサンプル数、調査工程のどの部分をを任せるのかによって掛かる費用は大きく異なり、相場感がつかみにくいのが実際のところです。Webアンケートを調査会社に依頼する場合とセルフ型アンケートツールで実施する場合にどの程度に費用がかかるのかを、各社の料金表からご紹介します。

詳細解説はこちら

インターネットを利用したアンケート調査|調査会社の利用の仕方

変化するビジネス環境に適応していくために、アンケート調査によって市場や組織の現状を把握してマーケティングや組織改革に取り組むことの重要性が増しています。アンケート調査を実施する際には統計的な知識が必要であり、他の調査方法とは異なる特性があることについても知っておくことが重要です。インターネットを使ったアンケート調査は調査会社に依頼することが一般的ですが、調査会社を利用する際に必要な知識について解説します。

詳細解説はこちら

マーケティングリサーチ業界とは 調査会社大手3社に見る業界のこれから

マーケティングリサーチ(市場調査)は調査対象とする領域や収集する情報の種類、調査手法が広範囲にわたり、それぞれの得意分野や特徴を持つさまざまな企業が調査サービスを提供しています。デジタル技術によるデータを活用したマーケティング手法を手掛ける企業の参入も進み、業界の規模は徐々に拡大しています。マーケティングリサーチ業界の大手3社に着目し、市場調査の内容の変化や業界の今後について解説します。

詳細解説はこちら

海外調査

クロス・マーケティングでは海外を対象とする調査も行っています。文化や慣習など消費者の生活環境が異なる海外での調査を行う場合には海外調査のノウハウが必要です。

セルフ型アンケートツールQiQUMOでも、海外の調査パネルを対象にアンケートを実施することができます。

海外進出やグローバルなビジネス展開をご検討の際には、以下の記事をご覧ください。

海外ビジネスに必要なリサーチの種類と方法 / 何を目的に何を調べるか

企業規模の大小や業種に関わらず、海外の需要を取り込み新しい市場を開拓する取り組みは、ビジネスの成長に新たな可能性をもたらすものです。海外展開を検討する段階では、カントリーリスクや市場性があるかどうかを調べるリサーチニーズが発生します。これを踏まえ、海外進出のパターンとそれぞれに応じたリサーチの種類、また、実際の手段・方法について解説します。

詳細解説はこちら

海外市場を対象とするアンケート調査|国内調査との違いと注意点を解説

インターネットの普及により国境を超えた情報のやり取りが爆発的に増加し、ビジネスにおいてもボーダレスを意識せざるをえない状況が当たり前になりつつあります。海外進出を検討するにあたってマーケティングリサーチを行うことは必須ですが、言語や文化が異なる海外市場を対象とするマーケティングリサーチは、国内で行う場合とはさまざまな条件が異なります。海外市場を対象としてアンケート調査を実施する場合の国内調査との違いと注意点を解説します。

詳細解説はこちら

海外の調査会社(外資系リサーチ会社)の主要企業は?12社をピックアップ

国内市場において海外製品が競合となる場合や海外市場への進出を図るケースでは、海外を視野に入れたマーケティングリサーチが必要となります。調査の依頼先としては、海外市場をカバーする国内の調査会社のほか、グローバルな規模でリサーチサービスを展開する海外企業も選択肢のひとつです。多くの外資系調査会社が日本に進出しているなかから、主要な外資系の調査会社をご紹介します。

詳細解説はこちら

海外進出に向けた情報収集 海外アンケートを実施する前の事前知識の重要性

新型コロナによる世界的な経済の停滞が回復に向かうなか、海外の市場に目を向ける企業が増加していくことは必然的な流れといえます。海外進出を検討する段階で、海外の消費者を対象としてアンケートを行うニーズも増えていくと考えられますが、国内と海外の違いを事前に理解することなしには適切な調査を行うことができません。海外進出のためのリサーチの段階で必要な情報についてポイントを解説します。

詳細解説はこちら

海外ビジネスを成功に導くために活用したい海外調査が可能なネットリサーチ会社16選

海外展開を行う企業にとっては、変化した海外ビジネスと消費者動向を改めて把握することが喫緊の課題として浮上するとともに、これを新たなビジネスチャンスと捉えて海外進出を図る企業にとっても戦略を立てるための情報収集は不可欠です。この記事では、国内企業と外資系企業を分けて海外調査を依頼できるマーケティングリサーチ企業を紹介します。

詳細解説はこちら

まとめ

クロス・マーケティングではセルフ型アンケートツールQiQUMOのほか、マーケティングリサーチ全般に関わるソリューションを提供しています。

マーケティングリサーチ全般に関するお困りごと、セルフ型アンケートツールに関するご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

開放的で問い合わせ対応しやすいオフィス

簡単、リーズナブル、スピーディーなWebアンケートはQiQUMO

  • 安心してご利用いただける低価格の料金体系|1回答10円(税抜)でアンケート実施が可能
  • 目的に応じて様々な人々の声を聞ける|約541万人の登録者から最適な回答者群を設定可能
  • 最短1日で必要なアンケートを回収|1,000回答を配信から1時間以内での収集も可能(※対象や設問数による)
  • 直感的な操作で簡単に作成|ドラッグ&ドロップで作成から分析、回答データはエクセル出力可能