インターネットリサーチを依頼できる調査会社20選 -2023初夏-最新バージョン

インターネットリサーチを依頼できる調査会社20選

アンケート調査はネットリサーチが主流となっており、ネットリサーチを依頼できるマーケティングリサーチ会社は数多く存在します。調査会社にはそれぞれの得意分野や特徴があり、調査の種類に応じて適切な会社を選ぶ必要があります。

この記事ではインターネットリサーチに実績のあるマーケティングリサーチ会社とその特徴を紹介します。

Cint Japan(Cint Japan株式会社)

スウェーデンに本拠地を置くグローバルな調査会社です。130カ国以上の対象国に4,600以上のパネルネットワークを持ち、消費者モニター数は2億6,600万人超にのぼります。Cintの単一のプラットフォームを利用して複数の連携パネルにアクセスすることが可能です。

【本社所在地】スウェーデンストックホルム【設立】1999年

【国内拠点】東京都渋谷区【設立】2011年

GMOリサーチ(GMOリサーチ株式会社)

https://gmo-research.jp/より

世界規模のアンケートモニター5,327万人にアクセス可能な、ネットリサーチを主体とする調査会社です。国内では2,974万人の消費者パネルJAPAN CLOUD PANELを組織し他のネットリサーチ会社にも利用されています。

【所在地】東京都渋谷区【設立】2002年4月

LINEリサーチ(LINE株式会社)

https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/より

スマホ利用者の98%が利用しているLINEをプラットフォームとするネットリサーチを実施できます。モニター数は635万人、そのうち約50%が10〜29歳の若年層です。幅広い属性の対象にリーチ可能なほか、アンケート慣れしていない一般消費者に近い調査結果を得られることが特徴です。

【所在地】東京都新宿区【設立】2019年12月

NTTコムリサーチ(NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社)

国内ネットリサーチの黎明期、1999年に開始されたネットリサーチサービス「gooリサーチ」を母体とするネットリサーチ会社です。約800万人の消費者パネルにリーチ可能であり一般消費者やビジネスキーパーソンを対象に高品質な調査データを収集することができます。

【所在地】東京都品川区【設立】2012年10月

Syno Japan(Syno Japan株式会社)

リトアニアに本拠地を置く150カ国1億人のパネルネットワークを有するリサーチ企業です。データ収集に特化したITソリューションを提供し、ゼロパーティデータ、ファーストパーティデータの鮮度の高い情報を扱うプラットフォーム開発を支援しています。

【本社所在地】リトアニアビルニュス【設立】2014年

【国内拠点】東京都渋谷区【設立】2016年

TesTee(株式会社TesTee)

https://www.testee.co/より

モバイルに特化したネットリサーチを行うスタートアップです。10・20代の若年層モニターへのアプローチに強みを持ち、330万人のユーザー会員を持つアンケートアプリ「powl」では1時間で3,000件以上のサンプルを回収できるとしています。

【所在地】東京都中央区【設立】2014年

インテージ(株式会社インテージ)

https://www.intage.co.jp/より

国内マーケティングリサーチ会社、大手3社のひとつです。ネットリサーチが普及する以前から消費者パネルや小売店パネルなどの調査インフラを構築し、それぞれの時代の生活者インサイトを明らかにしてきた調査会社です。378万人のネットリサーチのアクセスパネルをはじめとし数多くの調査プラットフォームを利用できます。

【所在地】東京都千代田区【設立】1960年

イプソス(イプソス株式会社)

https://www.ipsos.com/ja-jpより

世界第三位のグローバルマーケティングリサーチ企業です。フランスで創業した後に欧州とアメリカに拠点を拡大、世界90カ国でサービスを展開しています。ネットリサーチだけでなくマーケティングリサーチ全般について世界規模のインサイトを提供しています。

【所在地】東京都港区【設立】ー

カンター・ジャパン(合同会社カンター・ジャパン)

https://www.kantar.jp/より

英国に本拠地を置くグローバルマーケティング企業です。世界規模の広告代理店WPPのマーケティングリサーチ部門としての位置づけにあります。45カ国5,500万人を対象にネットリサーチを実施できるなどグローバルな調査に対応できます。

【所在地】東京都渋谷区【設立】ー

クロス・マーケティング(株式会社クロス・マーケティング)

ネットリサーチ会社として創業した後、マーケティングリサーチ全般にサービスを拡大、マーケティングDXソリューションを掲げてITを活用した総合的なマーケティングサービスを展開しています。提携先も含めて767万人のアクセスパネルを対象にネットリサーチを実施することが可能です。

【所在地】東京都新宿区【設立】2003年

ゼネラルリサーチ(ゼネラルリサーチ株式会社)

https://general-research.co.jp/より

人材紹介会社ゼネラルリンクのグループ会社が実施するネットリサーチサービスです。シンプルなリサーチメニューが用意され利用しやすいネットリサーチ会社です。1,022万人の国内モニターを利用できます。

【所在地】東京都渋谷区【設立】2018年

電通マクロミルインサイト(株式会社電通マクロミルインサイト)

https://www.dm-insight.jp/より

電通のグループ企業である電通リサーチを母体とするマーケティングリサーチ会社です。2011年にマクロミルの資本参加を受けマクロミルと電通の合弁会社として電通のマーケティングリサーチを引き受けています。電通の持つ高度なマーケティングの知見とマクロミルのパネルインフラを活用できるのが強みです。

【所在地】東京都中央区【設立】1967年

モラタメ!(株式会社ドゥ・ハウス)

https://www.moratame.net/より

クロス・マーケティンググループのデジタルマーケティングを行う会社です。トライアル商品を無料または少額で消費者に提供しアンケートを実施したり、SNSでの拡散効果を期待することができる「モラタメ!」を運営しています。

【所在地】東京都千代田区【設立】1980年

日経リサーチ(株式会社日経リサーチ)

https://www.nikkei-r.co.jp/より

日経グループの市場調査会社であり、経営視点からの課題解決に向けた幅広いマーケティングリサーチに対応しています。日経電子版会員や日経メディカルOnline会員から組織する独自のアクセスパネルを持ち、マネジメント層や法人を調査対象として定量情報を収集することができます。

【所在地】東京都千代田区【設立】1970年

日本インフォメーション(日本インフォメーション株式会社)

https://www.n-info.co.jp/より

独立系のマーケティングリサーチ会社として50年以上の歴史を持ち、幅広いリサーチ手法に対応できる専門性の高いリサーチャーが在籍しています。自社パネル「Qzoo」の登録者123万人に加えて提携パネル600万人を対象にネットリサーチを実施できます。

【所在地】東京都中央区【設立】1969年

ネオマーケティング(株式会社ネオマーケティング)

https://neo-m.jp/より

マーケティングリサーチを中心にブランディング、PRサービスなどマーケティング全般の支援に対応する会社です。提携アクセスパネルを含めて2,700万人を対象にアンケート調査を行うことができます。

【所在地】東京都渋谷区【設立】2000年

バルク(株式会社バルク)

https://mssinc.jp/research/より

情報セキュリティとマーケティングを手掛ける会社です。マーケティング部門ではリサーチソリューションとCXソリューションを提供しており、マーケティングリサーチ全般に対応しています。産学連携プロジェクトに参画するなど質の高い調査を提供しています。

【所在地】東京都中央区【設立】2007年

マクロミル(株式会社マクロミル)

https://www.macromill.com/より

ネットリサーチの普及を牽引してきた企業のひとつであり、ネットリサーチ以外にもサービス領域を拡大、業界の主要企業として知られているリサーチ会社です。自社のアクセスパネル130万人と提携パネル970万人をあわせて国内1,100万人のリサーチ対象パネルを保有しています。

【所在地】東京都港区【設立】2000年

Surveroid(株式会社マーケティングアプリケーションズ)

https://surveroid.jp/より

アンケート作成アプリ、集計ソフト、登録パネルへのアクセスネットリサーチを合わせたリサーチプラットフォームのほか、セルフ型アンケートツール「Surveroid」も提供しています。国内アクセスパネル350万人に調査を行うことができます。

【所在地】東京都渋谷区【創業】2006年

楽天インサイト(楽天インサイト株式会社)

https://member.insight.rakuten.co.jp/より

楽天経済圏の会員データを活用したマーケティングリサーチを実施しています。楽天市場における検索ログや購買データと220万人の自社アクセスパネルのアンケートデータを組み合わせてデジタルマーケティングの運用を支援しています。

【所在地】東京都世田谷区【設立】2000年

Pontaリサーチ(株式会社ロイヤリティマーケティング)

https://www.research.ponta.jp/より

ローソンのポイントカード「Pontaカード」を運営するマーケティング会社です。1億人を超えるPontaカード会員の情報と紐付けたネットリサーチができる点が強みであり、会員の購買データによる調査対象のフィルタリングや、特定の会員を対象とした商品テストの実施などが調査メニューに挙げられています。

【所在地】東京都渋谷区【設立】2008年

マーケティングリサーチとは|基礎から応用まで徹底解説

マーケティングリサーチの意味、目的、条件、方法、必要なことなどを詳細解説。マーケティングリサーチの必須情報が詰まっています。

海外の調査会社まとめ

海外でのインターネットリサーチを得意とする調査会社もあります。国内調査であれば国内を得意とする会社に、海外市場を調べるのであれば、それを得意とする会社に依頼したいところです。

こちらの記事で海外の調査会社を12社ピックアップしています。海外リサーチを検討している方は、ぜひご参考にしてください。

アクセスパネルの規模以外の特徴を参考に調査会社を選択する

ネットリサーチ会社は利用できるアクセスパネルの規模の大きさだけではなく、他の調査手法との違いやネットリサーチの特性に加え、マーケティングに関する知見を持った調査会社を選ぶことが重要です。

各社の特徴で紹介したとおり、ネットリサーチが普及する以前からマーケティングリサーチを行ってきた会社のほか、ネットリサーチに参入した企業、カード会社や通信企業などを母体としてネットリサーチを行う企業など,、ひと口にインターネットリサーチ会社といってもさまざまな種類があります。

目的に沿った調査を実施することができる調査会社を選ぶためにも、調査の目的を明確にしたうえで複数の調査会社を比較してみることをおすすめします。

またリサーチ会社の大手企業について比較した記事も用意しています。本稿だけでは選べなかったという方は、国内大手3社の調査会社について紹介したこちらの記事をご確認ください。

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