画像9パターンに対する消費者の反応を当日中に回収!学術研究にQiQUMOをご活用いただいた事例- 国立大学法人東京大学

今回は、国立大学法人東京大学 大学院農学生命科学研究科の国際水産開発学研究室に所属されている阪井 裕太郎様に、QiQUMOのご活用方法やおすすめポイントなどをお伺いしました。


国立大学法人東京大学

国立大学法人東京大学 大学院農学生命科学研究科の国際水産開発学研究室に所属されている阪井 裕太郎様。

INDEX
1 学術研究調査でQiQUMOを活用
2 予備実験のために9つのアンケートを同時に実施
3 様々な角度から予備実験を行うことで、本実験の焦点を絞ることに成功

学術研究調査でQiQUMOを活用

ーー普段のご業務・研究内容を教えてください

日本の水産業を復興させるために、経済学のツールを使って様々な研究活動を展開しています。

漁業管理から消費者の購買行動に至るまで、水産業の課題は人の行動を理解しなければ解決できません。経済理論を用いて現象の背後にある人の行動を分析し、得られた仮説をデータで検証することを通して、政策提言を行っています。

ーーQiQUMOをご利用された経緯を教えてください。

以前に別のプロジェクトで、株式会社クロス・マーケティングのご担当者様よりご案内いただきました。

大きな予算を使った本実験を行う前に、まずは予備実験をしたいとお伝えしたところ、QiQUMOを用いて安価で迅速な調査ができることを教えていただきました。

予備実験のために9つのアンケートを同時に実施

ーー今回QiQUMOでどのようなアンケートを実施しましたか?

二酸化炭素排出量を減らすことが世界的な課題となっている中で、商品にカーボンフットプリント(その商品を作る過程で排出される温室効果ガスを二酸化炭素に換算したもの)を表示する動きが世界的に広がっています。

そこでカーボンフットプリントを表示した際に日本の消費者がどのように反応するかを検証するために実験を行いました。

今回は、回答者に提示する画像パターンを9つ用意していたので、下記の設計で9種類のアンケートを実施しました。

国立大学法人東京大学の調査設計

調査対象者  :20代以上の全国の男女
設問数     :9問
回収サンプル数:100名(男女50名ずつ)

▼設問内容
・マダイのお刺身パック3つの中からどれを最も買いたいかを選ぶ質問×8種類
・パックに貼付されていたカーボンフットプリントラベルにいつ気が付いたかに関する質問×1種類

実際のアンケート画面(QiQUMO管理画面)

ーーアンケート結果とご活用方法をお聞かせください。

消費者がカーボンフットプリントに反応するかどうかはラベルのデザインや位置に依存することが分かりました。この実験結果をもとにして、より大規模な本実験を行いました。結果は学術論文として公表予定です。

様々な角度から予備実験を行うことで、本実験の焦点を絞ることに成功

ーーQiQUMOでアンケートを実施いただいたことで、解決したことやできるようになったことがございましたらお知らせください。

本実験は大きな予算を投じて行うので、やり直しがききません。

そこで、QiQUMOを用いて様々な角度から予備実験を行うことにより、本実験の焦点を絞ることができました。

ーーQiQUMOのおすすめのポイントがあれば教えてください。

調査票の設計も簡単ですし、安価で迅速に調査を実行できるので気に入っています。

今回は100名の方への調査を9回に分けて行いましたが、9回とも当日中に回収が完了しました。急いでいる時に特に有用だと感じています。

「QiQUMO」とは?
QiQUMO(キクモ)は、アンケート画面の作成や結果の回収をご自身で操作するインターネット調査ツールです。

1問10円(税抜き)でご利用いただけますので、リーズナブルな価格で即日アンケート実施が可能です。
まずは企画段階でミニマムな形で調査を実施して、方向性を決めていただくような場面でもQiQUMOは好評いただいています。

ぜひ、この機会にQiQUMOをお試しください!
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