パッケージデザインと購買意欲の関係を調査し、商品企画に活用した飲料メーカーの事例
飲料メーカーのG社様は、ドリンク商品のパッケージなどについてQiQUMOのセルフアンケートを利用し、商品企画時の改善アイデアに活かしました。
ドリンク商品が充填されるのは、主にスチール缶かポリエステル材質のペットボトル。どちらにおいても、形状はもちろんデザイン要素も購買の意欲に大きく影響を与えます。
パッケージデザインが与える購買への影響
ある調査会社のリサーチ結果によると、女性49.2%/男性37.6%が「パッケージデザインが購入の決め手になったことがある」と回答。女性の半数近くが、パッケージデザインを購買動機に挙げているのです。
また、同調査によると、女性の29.6%が「パッケージデザインによって購入意欲が削がれたことがある」と回答。商品そのものには及びませんが、パッケージデザインが与える購買意欲への影響は見逃せません。
デザインだけでなく、ユーザビリティまで調査できる
G社様が実施したQiQUMOを使ったセルフアンケート調査では、デザインの好みだけでなく、購入後の利用までを想定した様々なユーザビリティを調査しました。
調査項目は
- デザインの好み
- 持ち運びやすさ
- 飲みやすさ
- 廃棄の際の煩わしさ
など。
商品棚から手に取るまでに影響するのが「デザインの好み」であり、実際に手に取った後からは、購入後の実利用にまで意識が及びます。商品そのもの(ドリンク商品であれば味や効果効能など)に納得がいけば、次に意識することとして、ボトルの形状による「飲みやすさ」や「持ち運びやすさ」。
さらに深いところでは、利用後の廃棄についてまでユーザーの声を聞くことが可能でした。ペットボトルの廃棄においては、家庭で捨てる場合はラベルとボトルの分離が求められる地域もあります。
この行為について、どの程度が購買に影響するのかまで調査を行なったのです。ラベルを剥がす手間、剥がしやすさの検討はもちろん、ボトルの材質や形状によっても廃棄の手間は変化します。
初回購入のきっかけとなるデザイン性だけではなく、その後の印象を左右する廃棄にまで考慮することで、リピーターを増加させることによるLTVの向上までを視野に入れた調査を実施したのでした。
Webアンケートによって、施策が与える購買意欲への影響まで可視化
QiQUMOのWebアンケート調査は、1,000万人のアクティブパネルを対象に、1問10円(税抜)から定量調査を実施できます。対象者の絞り込みによってことなりますが、一般的なターゲットによる数千サンプルの回答であれば、2〜3日で必要数を十分に回収することが可能です。
短期間でコストパフォーマンスの高いアンケート結果が得られるのは、Webアンケートの最大の強みといえます。Webサービスにおけるユーザー分析を実施するのなら、QiQUMOを活用したアンケート調査と分析、施策の計画〜実行までをお勧めします。