自社調べでなく外部パネル利用で営業資料に説得力を付加したアンケート活用事例

顧客フォローにアンケート調査で客観的視点を

転職サイトを運営する企業さま(以下、B社)の、情報提供資料の作成におけるセルフ型アンケートツール「QiQUMO」活用事例です。デザインクリエイティブのコンペティションにおいて、Webアンケートの結果を活用した事例「デザインクリエイティブ提案にWebアンケートで消費者の声を反映し、コンペを勝ち獲った事例」はこちらからご覧いただけます。

営業フォローの情報提供にWebアンケートを活用した背景

転職サイトを運営するB社にとっての顧客は、企業の人事部門などに所属する採用担当者です。コロナ禍による採用抑制から一転して、欠員補充や事業推進のために、中途採用市場が活発になってきました。

B社として新規顧客の獲得は急務ですが、同時に既存顧客のフォローにも力を入れなければなりません。既存顧客への定期フォローについては、応募状況の確認や採用ニーズのヒアリングなどやることが山積みです。

営業担当によっては、採用市況の情報を自社データベースから抽出し、資料化して送っていたそうです。個社ごと用に情報収集し資料作成するため、多大な労力が必要な状況でした。

「営業時間を営業活動や提案に利用したい」という課題、「顧客フォローの資料作成を簡略化したい」という課題、「営業担当の資料作成スキルで偏ることのない資料作成をしたい」という課題が顕在化していたそうです。

さらに、「自社データから抽出するだけでは、偏りのある情報になっているかもしれない」という不安の声も高まっていたといいます。

そこで自社の情報ソースではなく、転職顕在層・潜在層を含む一般消費者の声を広く集めるために、QiQUMOのWebアンケートを利用していただきました。

QiQUMOのWebアンケートにより、偏りのない調査が実現

QiQUMOのWebアンケートを活用し、転職の動機、採用活動において企業が気をつけるべきことなどを調査しました。自社サイト会員を対象とするアンケート調査ではなく、QiQUMOを利用することで541万人の外部パネルから得られるアンケート調査です。

自社会員へのアンケートではどうしても「B社に登録している、B社の特性に期待した転職希望者」の色が濃くなるため、「市場全体でもそうなのか?」という漠然とした不安がぬぐえませんでした。

QiQUMOを利用したことで、特定の転職サイトを利用している消費者ではない、一般の人々の転職に関する意向をフラットに調査することに成功。

しかも、専用のアンケートツールを利用したため、情報収集の手間を削減できました。入手したアンケート結果の集計も容易となり、資料化の時間を短縮することにもつながったそう。

内部パネルと外部パネルを併用するメリットあり

B社はQiQUMOでのアンケート結果を踏まえて、偏りのない転職意向情報を資料化することができました。情報提供したクライアントからは、「一般論を収集した結果なので、説得力が違う」と好評だったそうです。

Webアンケートを利用した資料送付により、「B社が提供する情報は信頼できる」という評価にもつながり、既存顧客のフォローは順調とのこと。

また、外部パネルの調査結果を元にした資料は、自社データと組み合わせ、比較することでさらに有益な情報にもなります。

B社においては、新規顧客との商談にも応用したことで「資料によって提案の精度が高まった」という反応が寄せられるという副産物もあったそうです。

自社でアンケート対象者を多く抱えている企業さま・サービスにおいて、外部パネルによるアンケート調査を併用することのメリットが明確に出ています。

QiQUMOのWebアンケート調査は、541万人のアクティブパネルを対象に、1問10円(税抜)から定量調査が可能です。Webアンケートを活用することで、主観に頼らない根拠のある提案を実施できます。