読者の声をカタチに！QiQUMOで実現する出版社の新企画立案

2025年5月30日 2025年5月27日

アドミンアドミン

出版業界では、紙面やウェブコンテンツの企画を立案する際、編集部の経験や勘だけでは不安が残ります。そこでSG社は、WEBアンケートプラットフォーム「QiQUMO」を導入し、読者の実態や嗜好をデータで把握できる仕組みを構築しました。

QiQUMOのシンプルなUIと多彩な設問タイプが、設問設計から結果分析までの工程を効率化。読者参加型のプロセスを取り入れることで、企画精度が向上しつつ編集部の業務負荷も軽減されました。本記事では、QiQUMOを活用したアンケート設計のポイント、運用のコツ、実際に得られた成果と今後の展望をご紹介します。

QiQUMO導入でアンケート参加率が向上

読者アンケートで大切なのは、回答者がストレスなく進められる操作性と、興味を引く設問構成です。SG社はQiQUMOのドラッグ＆ドロップ機能を活用し、設問を直感的に配置。選択肢を5案に絞ることで読者が迷わずクリックできる環境を整えました。

ドラッグ＆ドロップで設問作成が簡単に

QiQUMOのドラッグ＆ドロップ操作は、設問作成を初めて行う担当者にも扱いやすい点が魅力です。あらかじめ用意された項目ブロックを画面上で自在に動かし、設問順をすぐに変更可能。

SG社では、この機能を使ってテーマ選定から結果回収までの工程を効率化することに成功しました。設問配置の手間が減り、チーム内での意見共有もスムーズに行えるようになったのも利点。さらに、ドラッグ＆ドロップ後のリアルタイムプレビューで動作確認ができるため、修正時間も大幅に短縮されました。

多彩な設問タイプで表現力を強化

QiQUMOは、単一選択・複数選択・画像／動画選択・自由入力（単一行／複数行）・数値入力・マトリクス（単一／複数）・均等尺度・ランク付け・NPS（推奨意向）・説明ページなど、幅広い設問タイプを標準で提供しています。

SG社では主に単一選択と複数選択を中心に設計し、読者が興味のあるテーマを選びやすい環境を整えました。さらに、自由入力で具体的なコメントを収集し、定量データと定性データの両面をバランスよく取得。これにより、設問作成から公開までのプロセスが簡素化され、短時間で質の高いデータ収集を実現しています。

自動レポートで瞬時に分析

QiQUMOの自動レポート機能は、回答結果を集計し棒グラフや円グラフなどに自動変換します。SG社ではアンケート締切後、翌朝には編集部全員が同じレポートを閲覧できる体制を構築。

これにより、レポート作成の担当者間でのデータずれや手動集計によるミスがなくなり、企画会議での意思決定がスムーズになりました。また、結果のCSVダウンロード機能を使えば、外部ツールでの詳細分析やプレゼン資料作成も簡単です。

読者本音を引き出すアンケート設計のコツ

読者の本音を引き出すには、質問文の表現と心理的安心感を意識した設計が必要です。説明文でアンケートの目的を冒頭に明示し、読者に参加意欲を促します。

加えて「回答時間は約1～2分」「任意回答の項目あり」といった注釈を設問ごとに表示し不安を軽減。この工夫により解答率が高まったと感じているそうです。

目的を冒頭で伝え関与感を演出

アンケート冒頭に「次号の特集はあなたが決める！」といったメッセージを配置し、読者の関与感を醸成。QiQUMOのカスタム説明文機能を使い、編集部の想いを直接伝えることで、回答開始率が30％向上し、読者の再訪問やエンゲージメントも高めています。

適切な選択肢数で負担を軽減

QiQUMO上で簡単に選択肢数を調整できるため、SG社は当初検討した10案から5案へ厳選。選択肢数が多すぎると迷いが生じ、少なすぎると満足度が下がるため、最適なバランスが重要です。

5案に絞ることで、読者はスムーズに意思決定でき、設問あたりの平均回答時間を20％短縮。これにより、回答完了率の向上にもつながりました。

QiQUMO活用による成果と今後の計画

QiQUMO導入後、SG社は次号特集号で前年同月比25％増の売上を達成し、SNSでの拡散数は2倍に拡大しました。プレゼント企画はQiQUMOで自動管理され、定期購読率は直近6ヶ月で10ポイント上昇しています。

編集部内のデータベースには過去アンケートの結果が蓄積され、企画アイデア出しやKPI振り返りに常時活用中です。

売上と話題性を両立

QiQUMOのアンケート結果を誌面やウェブでグラフ化して掲載したことで、読者の共感を獲得しました。特集号発売後、売上が前年同月比25％増、SNS投稿数は2倍に急増。オンラインPVも30％上昇し、データを使った演出が話題性と収益性の両立に貢献しています。

定期購読率向上の仕組み

アンケート参加者限定のプレゼント企画をQiQUMOで一元管理し、応募から当選連絡までを自動化。読者には次号プレビュー情報も同時に通知され、継続的な興味を喚起。結果、直近6ヶ月の定期購読率は10ポイント向上し、アンケート参加者の継続率は通常読者を15％上回りました。

社内で根付くデータ活用文化

編集部ではQiQUMOの集計結果を社内ライブラリに蓄積し、過去アンケートの傾向を手軽に参照できる体制を整備。定例ミーティングではデータを基にKPI振り返りを行い、仮説検証や新企画のブラッシュアップに活用しました。

新人メンバーも過去データを活用できるため、組織全体でデータドリブンな意思決定が実現しています。

QiQUMOで築く、新時代の読者参加型メディア

QiQUMOの導入により、SG社はアンケート設計から結果分析までのプロセスを効率化し、回答率25％改善、売上25％増、定期購読率10ポイント上昇という成果を実現しました。

シンプルなUIと多彩な設問タイプ、自動レポート機能を活用してデータドリブンな企画立案を可能にし、編集部の業務効率も大幅に向上しています。今後は継続的なアンケート実施で読者の声を深く探り、新しい企画を次々と生み出すメディア運営を目指します。