セルフ型アンケートツールの普及によりアンケートの活用シーンが広がっています。Webを使ったアンケートの仕組みにより、一度に多くの人からの意見を集められるというアンケートの本質的な機能を容易に実現できるようになったことがその理由です。
各社のセルフ型アンケートツールには豊富なサンプルが用意されており、アンケート設計の専門知識がなくてもアンケート票を作ることができます。
セルフ型アンケートツールの具体的なサンプルから、アンケート調査で設定する質問項目について調査目的別にご紹介します。
はじめてアンケートを実施する場合には、設定する質問項目や質問項目に応じた回答形式、質問文の適切なワーディングなど勝手がわからないのは当然のことです。
セルフ型アンケートツールには調査の種類に応じた質問票のサンプルが提供されているため、サンプルを活用すればアンケートの基本的な約束事に則った質問票を作ることができます。
セルフ型アンケートツールはさまざまなタイプのものがありますが、調査会社が提供するものがアンケートフォームのサンプルも充実しています。
国内の大手調査会社のひとつマクロミルのセルフ型アンケートツールQuestantと、フォーチュン500社の95%以上に利用されている米国発のSurveyMonkeyのサンプルから、具体的な質問項目の例を調査の種類ごとにご紹介します。
代表的なアンケートの活用方法として挙げられるのが顧客満足度調査です。顧客や会員を対象として自社の商品やサービスに対する評価についてのフィードバックを求めるものです。
テンプレートの種類としてQuestantでは顧客アンケート、SurveyMonkeyでは満足度のカテゴリーが設けられそれぞれ数種類のテンプレートが用意されています。
Questant 利用者アンケートより引用 https://questant.jp/template/user.html
受容性調査は新製品を市場に投入する際、広告・キャンペーンを実施する際に製品コンセプトや広告コンセプトが消費者に受け入れられるかどうかを確かめるための調査です。
受容性調査を実施する場合の調査対象は、商品やサービスのターゲット層であり、不特定多数の消費者層です。顧客や会員ではなく不特定多数からサンプルを集める必要があるため、モニターを利用できるセルフ型アンケートを選択する必要があります。
広告やキャンペーンの実施に伴い、その効果や反響を確認する目的でもアンケート調査は活用されます。広告やキャンペーンは認知されているかどうかも調査項目のひとつとなることから、受容性調査と同様に不特定多数を対象としてサンプルを集める手段を取ることが必要です。
展示会や見本市などのPRイベント、セミナーやワークショップなどでも来場者・参加者の反応や評価を確認するためにアンケート調査を行います。リアルのイベントでは対面で来場者に質問することやバーコードを提示しスマートフォンから回答フォームにアクセスしてもらうなど、サンプル収集に工夫が必要です。
社内を対象とするアンケート調査もさまざまな種類のものがあります。従業員満足度調査や意識調査、360度評価などの人事評価への活用、会社説明会でもアンケートが活用されています。
マーケティングを目的とするアンケート調査との違いは、調査対象が限定されているということです。一般的なアンケート調査と比較すると、従業員を対象とする場合は高い回収率を見込めますが、従業員全体の意見を反映するものであるかどうかに注意をする必要があります。
QuestantとSurveyMonkeyそれぞれの質問項目のサンプルを挙げましたが、最終的には自社の調査目的に沿ったものにカスタマイズする必要があります。その際、多数用意されたサンプルは役に立ちますし、さらに複数のサンプルを比較することで、より適切な質問項目を設定することができます。
また、QuestantとSurveyMonkeyはどちらもアンケート種類別のサンプルのほか、質問項目のサンプルも用意されており、個別の質問を選んでいくだけでも質問票を作ることが可能です。
今回取り上げた2つのセルフ型アンケートツール以外にも使いやすいものはたくさんあります。まずは、無料プランに登録し複数のアンケートツールを使ってみることをおすすめします。