夏の睡眠、住まいの収納、浴衣の下に着るインナー、猛暑の塩分補給——2026年7月、セルフ型アンケートツール「QiQUMO」を使って配信された調査リリースのうち、生活者そのものに聞いた13本を集めました。
医薬品メーカー、通信、不動産、アパレル、食品、医療機関と業種はバラバラですが、いずれも自社の商品が向き合っている「くらしの困りごと」を数字に置き換えています。
季節性の高い話題に乗せたもの、これまで口に出しにくかった悩みを可視化したもの、認知のズレを突いたもの。サンプル数は85名から1,000名まで幅があり、規模より切り口で勝負している点が共通しています。調査設計から結果、そこから広がる次の企画案までまとめました。
2026.07.31
調査概要
全国の20〜50代の男女600名を対象に、2026年6月22日にインターネットアンケートを実施(クラシエ調べ/クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査)。夏場の睡眠の質と、その背景・日常への影響を聞いています。
調査結果
夏の睡眠トラブルを経験したことがある人は62.3%。年代別で最も高いのは20代の68.0%で、若年層ほど悩みを抱えている実態が浮かびました。悩みの内容は「眠りが浅い」53.5%、「寝つきが悪い」53.2%、「夜中に目が覚めてしまう」50.3%と続きます。背景要因の1位は「室温・湿度の管理の難しさ」60.2%。結果として「日中の眠気」53.2%、「倦怠感、体の重だるさ」52.9%といった日中の不調につながっていました。
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2026.07.29
調査概要
20〜60代の男女500名を対象に、2026年6月にWEBアンケート「QiQUMO」で実施。旅行・帰省中のスマホ利用の変化にフォーカスし、年代別の差を切り出しています。
調査結果
20代は旅行・帰省中に通信利用時間が増えたと回答した人が49.6%(やや増えた34.3%+大幅に増えた15.3%)で全年代最多、約2人に1人が増加。一方「いつもと変わらない」も43.1%あり、日常と地続きの使い方が見えます。ギガ不足の経験がある20代は42.4%で、これも全年代で最多。対処法は「通信制限のまま我慢した」41.4%が最も多く、「容量を追加購入」25.9%を上回りました。理想の通信環境は「通信の安定性」29.8%がトップです。
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2026.07.29
調査概要
全国の20〜60代の男女500名を対象に、2026年6月23日にインターネット調査を実施(クロス・マーケティング QiQUMOを利用)。収納への不満と、その解消行動でつまずくポイントを聞いています。
調査結果
現在の収納スペースに不満がある人は58.8%(どちらかといえば不満36.2%+まったく不満22.6%)。収納の「高さ」を活用できていない人は53.0%にのぼり、「床に直置き」26.0%、「段ボールを積み重ねている」22.4%という実態が明らかに。困りごとの最多は「奥に何を仕舞ったか分からなくなっている」35.4%でした。ラック使用率は17.8%にとどまり、設置を断念した理由は「設置作業が重労働」36.1%、「サイズの計測間違い」24.8%。「スペパ」の認知度は21.4%でした。
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2026.07.28
調査概要
がん保険(または特約)に加入している20〜60代の男女500名を対象に、2026年5月26日〜28日にインターネット調査を実施(クロス・マーケティング QiQUMOを利用)。「不安はあるのに動かない」という行動ギャップに焦点を当てた設計です。
調査結果
治療費の自己負担、家族への負担、いまの保険でまかなえるかについて、いずれも約80%が不安を感じていました。一方で実際に保障を見直した人は22.2%にとどまり、77.8%は見直していません。その内訳は「見直しを考えたこともない」41.0%、「検討したが何もしなかった」36.8%。動かない理由の1位は「手続きが面倒」40.4%、2位「知識がなく方法がわからない」35.0%でした。がん治療の変化を正確に認識していない人は82.2%にのぼります。
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2026.07.23
調査概要
全国の20〜50代のうち、夏休みに自由研究(またはそれに類する調べ学習・工作など)の宿題がある小学生の保護者300名を対象に、2026年6月30日〜7月2日にインターネット調査を実施(調査機関:株式会社クロス・マーケティング「QiQUMO」)。
調査結果
73.6%の保護者が、自由研究のテーマ決めや親のサポートについて「悩む」と回答。同時に73.6%が、今年の夏休みに子どもと一緒に「星空や月の観察」をしてみたいと答えました。「7割以上の親が自由研究に悩み、同時に約7割が親子で星空観察をしたいと願っている」という2つの数字を重ね、同社は保護者の負担を軽減する『天体観測・自由研究シート&ガイド』の無料提供につなげています。調査結果がそのまま新サービスの必要性の根拠になった好例です。
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2026.07.21
調査概要
全国の20〜60代の男女400名を対象に、2026年6月29日にインターネット調査を実施(QiQUMOを使用)。夏の熱中症対策と塩分補給の意識・行動を聞いています。
調査結果
今年の猛暑に不安を感じる人は69.3%。具体的な対策は「水分をこまめに摂る」68.5%が突出し、「塩分・ミネラルを意識して補給する」は38.5%と約4割でした。汗をかいた後の塩分補給手段は「スポーツドリンク」41.3%、「お茶・麦茶」40.5%、「塩タブレット」27.0%と続く一方、「梅干し」は10.8%にとどまります。夏場の梅干しへの期待では「クエン酸が含まれていてリフレッシュできる」22.3%、「汗で失われた塩分・ミネラルが補給できる」17.0%が上位でした。
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2026.07.21
調査概要
「ホテルビュッフェのアレルギー表示に関する意識調査」として、スクリーニング調査6,000名のうち過去2年以内のホテルビュッフェ利用者1,000名を本調査対象に、2026年6月にQiQUMOによるインターネット調査を実施。両社が連名で同一調査をリリースしています。
調査結果
ビュッフェ利用者1,000名のうち26.8%が「自分自身」または「同居家族」に食物アレルギーがあると回答。当事者世帯率は20代で27.7%と高く、若年層ほど身近な課題です。また78.5%が「アレルギー表示は法律上の義務」と誤解していました。全メニューに表示があるホテルには86.8%が好印象を持ち、「衛生管理や調理工程がしっかりしていそう」49.5%、「誰とでも安心して宿泊できる」42.9%が理由の上位。69.5%が「おすすめしたい」43.0%などの好意的行動意向を示しました。
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2026.07.15
調査概要
20〜60代の男女500名を対象に、2026年6月にWEBアンケート「QiQUMO」で実施。前掲の20代フォーカス版に対し、こちらは全年代の集計を軸にした切り口です。
調査結果
旅行・帰省中にギガ不足を経験した人は32.4%(複数回ある19.8%+一度だけある12.6%)で約3人に1人。ギガの追加購入経験は23.0%と約4人に1人にのぼりました。旅行中のスマホ利用時間は「大幅に増えた」13.2%、「やや増えた」26.2%で約4割が増加。よく使うのは「地図アプリ」56.8%、「検索エンジン」54.6%です。困りごとは「ホテルWiFi・フリーWiFiが不安定」30.4%が最多で、理想の通信環境は「通信の安定性」53.4%が突出しました。
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2026.07.14
調査概要
2026年6月29日〜30日にアンケートツール「QiQUMO」を用いて実施。浴衣を着る際のインナー選びの実態と、購入をためらう理由を聞いています。
調査結果
浴衣着用時に「普段使いのインナー」を着ている人は60%。専用インナーを使わないことで起きる悩みとして、「汗によるべたつき・ムレ」36%、「インナーの透け」26%、「シルエットの崩れ」21%が挙がりました。浴衣用インナーを新しく買う際に迷う理由は「着る機会が少ない」40%が最多で、「(浴衣用インナーがあることを)知らなかった」も36%。認知の不足と購入頻度の低さが、専用品への切り替えを妨げている構図が見えます。同社はこの結果を、透け・ムレ・下着のライン対策商品の提案につなげました。
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2026.07.14
調査概要
20〜50代の働く男女500名を対象に、2026年6月8日にインターネット調査を実施(調査ツール「QiQUMO」を利用)。暑さそのものではなく、夏に付随して発生する“隠れストレス”を切り口にしています。
調査結果
最も多かったのは「電気代高騰による経済的ストレス」で約7割(65.8%)。次いで「子どもの夏休みに伴う家庭内タスク負担のストレス」が約半数(47.1%)、「夏休み前の業務前倒しによる疲弊」43.8%、「世間とのギャップが生むストレス」42.4%と続きました。暑さ対策=身体的なもの、という前提を外し、家計・仕事・家庭の負担として夏のストレスを捉え直した点が特徴です。リリースでは歯科医によるメンタルマネジメントと「咀嚼」の解説を組み合わせ、専門家コメントで説得力を補強しています。
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2026.07.13
調査概要
全国の20〜50代の成人男性を対象に、事前調査1,500人のうち「陰茎に何らかの違和感や不安がある」と回答した421人から300人を抽出。2026年5月27日〜28日にインターネット調査を実施(株式会社クロス・マーケティングのセルフ型アンケートツール「QiQUMO」を活用)。
調査結果
45%が小学生から高校生までの思春期に違和感に気づいていた一方、93%(278人)は当時それを「病気」と認識していませんでした。当時の対応は「個人差だと思い、気にしなくなった」43%が最多。不妊との関係については92%が正確に知らないと回答しています。相談先については「誰にも相談できない・誰に相談したらよいか分からない」が51%と過半数に達しました。治療に前向きな人は29%で、障壁の1位は「費用が心配」40%です。
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2026.07.13
調査概要
月に1回以上、柔道・レスリング・ブラジリアン柔術・総合格闘技(MMA)などの格闘技を行う20〜40代の女性85人を対象に、2026年6月18日〜26日にインターネット調査を実施(セルフアンケート「QiQUMO」)。
調査結果
尿もれや尿意の変化を経験、または不安視している人は78%。起こるシーンは「投げる時」67%が最多で、「組み合う・接触時」42%、「マットに倒れた時の衝撃」23%と続きます。61%が試合成績・順位への影響を感じており、「特定の動きを気にするようになった」59%、「集中力が低下する」52%と競技パフォーマンスにも波及。現在の対策は「生理用ナプキンを使用」50%、「計量後も水分補給を控える」47%で、骨盤底筋サポートショーツへの関心は71%に達しました。
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2026.07.07
調査概要
全国の20〜40代の女性600名(有効回答数)を対象に、2026年5月25日にインターネットアンケートを実施(クラシエ調べ/クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査)。
調査結果
夏に肌トラブルを実感した人は58.7%。気になるトラブルは「ニキビ・吹き出もの」52.8%が1位で、「かゆみ・かぶれ」34.3%、「赤み」34.1%が続きます。肌荒れの原因と思うものは「汗や皮脂」63.4%が突出しました。スキンケアで対策している人は69.3%と多い一方、「インナードライ」については58.3%が「よく知らない」と回答し、「聞いたことはあるが自分が該当するか分からない」も27.3%。認知のギャップを可視化することで、正しいケアの啓発につなげる構成になっています。
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13本を並べると、生活者調査で強いのは「みんな感じているのに、まだ言葉になっていないこと」を測ったものだと分かります。
夏バテではなく夏の睡眠。暑さ対策ではなく電気代のストレス。収納が足りないのではなく高さが使えていない。既存の言葉から一歩ずらしたところに問いを置くと、見出しになる数字が立ち上がります。
もう一つの共通点は、結果が自社の提案にまっすぐつながっていることです。ビクセンが自由研究シートの提供に、グンゼが浴衣用インナーの提案につなげたように、調査は課題の存在証明として機能します。
季節の話題は毎年めぐってくるため、一度設計すれば翌年も使えるのも利点です。まずは自社の顧客が口に出さない不便から、問いを1つ立ててみてください。
各調査の詳細は、上記各社のニュースページおよびPR TIMES配信ページをご確認ください。数値はすべて2026年7月時点で各社が公表したプレスリリースに基づいています。