2026年9月にQiQUMOを活用して配信された調査リリース事例12選を解説。敬老の日に合わせたシニア調査の多様な切り口をはじめ、経営課題や世代比較、推し活など、数字の立て方と自社提案への接続法がわかります。
2026年9月にPR TIMES・@Pressで配信された、QiQUMOを使った調査リリース12本をまとめました。
9月は敬老の日がある月で、70歳以上、60歳以上、50〜70代と、シニア層に聞いた調査が4本並びます。ただし聞き方はまったく違い、贈る側と受け取る側を分けたもの、「祝われたくない」と答えた層だけを深掘りしたもの、痛みから外出頻度へ因果をたどったもの、旅行という場面に絞ったもの。
同じ年代でも切り口次第で別の数字が出ます。残る8本は経営者、Z世代と50代の世代比較、供養、ジュエリーの継承、推し活、公表データの乏しい領域の実態把握。規模も200名から7,301名まで幅があります。各事例には調査結果に加えて、その数字を発表企業自身がどう読み解いたかも載せました。
2026.09.30
株式会社BiSPOKE
ジュエリー/リペア・リフォームサービス
絞り込み20〜60代女性1,000名を年代割付→所有者619名、別途リフォーム関心層50名
調査概要:ジュエリー所有・継承・リフォームの意識調査。調査1は20〜60代女性1,000名(20代100/30代300/40代300/50代200/60代100の年代割付)に、セルフ型アンケートツール「QiQUMO」でインターネット調査。一部設問は所有者619名に絞って集計し、関心者50名への調査2も併用。調査期間の記載はない。
調査結果:所有者は1,000名中619名。親や親族から譲り受けたジュエリーを持つ245名(39.6%)のうち104名(42.4%)が「デザインが好みではなく眠っているもの」を抱えていた。
所有者619名中252名(40.7%)に未活用品がある。リフォームの関心・検討・経験ありは258名(41.7%)、経験者は49名(7.9%)。関心・検討意向を持つ209名のうち102名(48.8%)が「どこでできるかわかりません」と回答。関心者50名の重視点は価格の透明性・手頃さ72%が最多だった。
発表企業の読み解き:同社は結果を「継承ロス」と名付け、「捨てられない、売りたくない、でも似合わない」価値あるものが受け継がれながら活用されない現状が明らかになったとする。
「素材や宝石としての価値が失われたわけではなくても、『今の自分には使えない』という理由で、多くのジュエリーが眠ったままになっています」と説明する。こうした調査結果を背景に、HERSTONEはジュエリーを「つくる」「仕立て直す」「直しながら使い続ける」ための3つのサービスを展開し、「様々な角度からのアプローチにより、眠っていたジュエリーを『今の自分の一軍』に戻すサポートをさせていただきます」としている。
ブランドの考えは「受け継がれてきたものに、今の手仕事で新しい命を吹き込む。ふたつの時間が出逢うこの空間そのものが、HERSTONEの考える『継承』のかたちです」と記されている。
この業界で次に出すなら:
実家の片づけで出てきた貴金属・アクセサリーの扱いに関する調査
結婚指輪・婚約指輪を外した時期とその理由に関する調査
修理・お直しサービスの見積もりに求める情報に関する調査
2026.09.29
女風白書
女性用風俗領域の独立調査プロジェクト
絞り込み調査01で都内20〜50代女性7,301人をスクリーニング、利用経験者333人へ5回配信
調査概要:「女風白書」が公開した女性用風俗の認知・利用実態調査。東京都在住の20〜50代女性を対象に、ネット調査サービス「QiQUMO」で実施。調査01で7,301人をスクリーニングし、利用経験ありの333人に調査02〜06を配信(回答数267〜296人)。調査期間は2026年7月18日〜8月31日。企画・分析は小田切司氏。
調査結果:女性用風俗を「知っている/聞いたことがある」と答えたのは57%。利用経験者は333人(約4.6%)だった。利用理由(複数回答・最大3つ、n=296)の上位は「癒されたかった」29%、「恋愛気分を味わいたかった」28%、「親密なふれあいを求めていた」25%。
リリース本文で数値が示されているのは認知率・利用経験者数・利用理由上位3項目に限られ、7テーマ・46項目のデータ全体はWebサイトで公開されている。
発表企業の読み解き:リリースに調査結果の考察やまとめは置かれていない。示されているのは公開の位置づけで、調査企画・分析の小田切司氏は本調査を「特定の店舗やサービスの利用促進を目的とせず、これまで公表データの限られていた領域について、利用実態をデータとして記録・公開することを目的とした個人による独立調査」と説明する。
「女性用風俗の利用を勧めたり、特定のサービスや事業者、業界を評価したりすることを目的としていません」とも述べ、事業者や業界団体からの依頼による調査ではないと明記している。
この業界で次に出すなら:
利用経験者の情報収集経路とサービス選定基準に関する調査
公表データが乏しい消費領域の実態把握ニーズに関する調査
匿名性の高いサービス利用時に不安を感じる点に関する調査
2026.09.28
クラシエ薬品株式会社
医薬品メーカー/漢方・OTC医薬品
絞り込み全国30〜50代男女501名(定量)+漢方を日常服用する20〜40代女性14名(定性GI)
調査概要:定量調査は全国の30代〜50代の男女501名を対象に、2026年8月21日〜24日にインターネットアンケートで実施。「クラシエ調べ(クロス・マーケティングQiQUMOを利用した調査)」と明記。漢方薬を日常服用する20代〜40代女性14名へのグループインタビュー(2025年12月2日・6日)も定性調査として併用する二層構成。
調査結果:「推し活において年齢による体力の壁を感じたことがあるか」に66.1%が「感じたことがある」と回答。推し活中の不調は腰痛29.9%が最多で、肩こり26.7%、睡眠不足26.7%、倦怠感・強い疲労26.1%が続く。
倦怠感・強い疲労は女性31.1%、男性19.2%と10ポイント以上の差。対処法は十分な睡眠50.7%が最多で「特に何もしない」も17.0%。不調を感じるタイミングは翌日以降59.7%がイベント当日19.6%を大きく上回り、場面は会場の人混み37.3%が最多だった。
発表企業の読み解き:同社は不調のタイミングについて「負荷がかかるのはイベント中でありながら、それを不調として自覚するのは帰宅後から翌日以降という時間差が生じている」とし、「イベント当日は気分の高揚により症状を実感しづらい可能性がうかがえますが、体調のケアを意識することで“時差不調”の軽減に繋がります」と読み解く。
そのうえで「推し活中に感じる不調におすすめの漢方薬をご紹介します」として症状別に自社製品を紹介。腰痛や関節痛には「血」の巡りを改善する疎経活血湯、疲労倦怠には胃腸の働きを高めて「気」の生成を助ける補中益気湯、むくみには水分代謝を高める当帰芍薬散を挙げる。
「漢方ワンポイントアドバイス」(クラシエ薬品 学術担当、個人名なし)では、「気」は食事に由来するため穀類や芋類をよく噛んで摂ることを勧め、むくみには脂肪と糖分を控えつつとうもろこしや小豆の活用を推奨している。
この業界で次に出すなら:
推し活にかける年間支出と時間配分に関する調査
宿泊を伴う遠征・イベント参加の移動疲労に関する調査
長時間の立位・立ち仕事と腰痛に関する年代別調査
2026.09.18
小谷野税理士法人
税理士法人/税務・会計コンサルティング
絞り込み会社経営者・役員 約300名(n=300)/改定後対応の設問はn=246で集計
調査概要:「価格転嫁(値上げ)」の成否と顧客離れの実態調査。対象は「インターネット調査(約300名 会社経営者・役員)」、調査期間は2026年9月16日〜17日、手法はインターネット調査(QiQUMO利用)、有効回答数は約300名と記載。設問ごとにベースを分け、改定後の対応を問う設問はn=246、全体設問はn=300で集計する。
調査結果:Q1では価格改定後の取引先との関係について「大きな変化はなかった」が137件(45.7%)だった一方、「取引量がかなり減った先がある」37件、「取引が停止になった先がある」24件などを含むトラブル経験は合計109件(36.3%)に達した。
Q2の離反理由(複数回答)は「値上げ幅が大きかった」47件、「説明不足」46件、「急な通知」43件。Q6(n=246)で改定後の対応が「役立った」は77件(31.3%)。本文は件数中心で、Q4・Q5の内訳はグラフ画像内にのみ示されている。
発表企業の読み解き:本文の【コメント】欄(発信者の氏名・肩書の記載なし)では、「価格転嫁を行った企業の4割弱が顧客離反に直面する中、成否を分けるのは単なる値上げ告知ではなく、コミュニケーションの質と改定後の価値提供です」と総括している。
さらに「アフターフォローの成果が見えにくい現状もあるため、価格改定時には取引条件の再設計やサービス品質の再定義をセットで提示する必要があります」と指摘し、改定後の個別対応だけでは顧客離れを抑えきれないという見方を示す。
結論として「顧客との信頼関係を維持しながら適正な利ざやを確保する総合的な財務・営業戦略が不可欠と言えます」と述べ、価格改定を単発の通知ではなく財務・営業を横断する戦略課題として位置づけている。
この業界で次に出すなら:
値上げの通知方法(書面・訪問・メール)と離反率の関係に関する調査
価格改定後に実施したアフターフォローの内容と効果に関する調査
取引先に価格交渉を切り出せなかった理由に関する調査
2026.09.17
レモンマートル由来カスアリニンPR事務局
食品素材のPR・情報発信事務局
絞り込み全国の50代~70代の男女600名。年代別の割付人数はリリースに記載なし
調査概要:レモンマートル由来カスアリニンPR事務局による「シニア世代の旅行に関する意識調査」。調査対象は全国の50代~70代の男女600名、調査期間は2026年8月4日、調査方法はインターネットアンケートで、「同事務局調べ(QiQUMOを利用した調査)」と記載されている。結果は年代別に示されるが、年代ごとの割付人数の記載はない。
調査結果:今後1年以内に旅行に行きたい層は全体82.8%、50代80.5%、60代84.5%、70代83.5%。旅行前に体力・足腰への不安を感じる人は50代35.5%、60代50.5%、70代44.0%。
旅行後は「楽しかったけれど疲れた」33.3%、「思っていた以上に疲れが残った」22.0%、「筋力・体力の低下を実感した」21.3%。我慢・変更した内容は本文に「長距離を歩く観光をあきらめた」の50代9.0%、60代12.5%、70代14.0%のみ記載で、他項目は図表画像内にとどまる。
発表企業の読み解き:リリースではパーソナルトレーナーの大山貴也氏が解説。「高い旅行意欲がある一方、旅先での行動制限や旅行後の疲労に悩む方が多いことがわかりました」とし、「旅行は普段以上に身体を使う『全身運動』で、日頃の活動量や筋力不足が我慢や疲労につながる要因」と述べる。
筋力は「好きなことを長く続けるための身体の土台」であり、「不安を感じてからではなく、50代など早い段階から日常的に身体を動かし、筋力を維持することが重要」と強調。歩行には腸腰筋と太ももの筋肉量が重要として、一駅分歩く・階段を使うなど下半身を使う意識と、1日5分・週2回の筋トレ、サプリメントの活用を提案する。
事務局は、順天堂大学らの研究でカスアリニン摂取が軽めの筋トレによる筋肉量の増加を促進すると報告されているとし、高齢者の筋肉量維持にも有用な素材として関心が高まっているとしている。
この業界で次に出すなら:
シニアの旅行の同行者と旅程の決め方に関する調査
旅行後の疲労が回復するまでの日数と対処行動に関する調査
50代の運動習慣の有無と将来の体力不安に関する調査
2026.09.17
小谷野税理士法人
税理士法人/税務・会計コンサルティング
絞り込み全国の企業経営者・財務担当者 計300名(有効回答300名/絞り込み条件の記載なし)
調査概要:「2026年版 企業経営と金利に関する実態調査」として、全国の企業経営者・財務担当者 計300名を対象に、2026年9月10日〜11日にインターネット調査(QiQUMO利用)で実施。有効回答数300名。Q1〜Q6はいずれも300名ベースで集計し、Q6のみ複数選択(最大3つ)。属性以外の絞り込み条件の記載はない。
調査結果:政策金利1.0%以上時代の経営への影響は「非常に悪影響」12.0%(36社)と「やや悪影響」22.0%(66社)で計34.0%(102社)。借入コストは「あまり転嫁できていない(50%未満)」25.3%(76社)と「まったく転嫁できていない」16.0%(48社)で計41.3%(124社)。
直近1年の対策は「特に対策はしていない」44.3%(133社)が最多。手元資金は安全資産へ14.3%、積極運用へ16.3%、検討中27.3%で計57.9%(174社)が再編中。
発表企業の読み解き:本文のコメント(発信者の氏名・肩書の記載なし)では、「今回調査では、借入コストを価格転嫁しきれていない企業が4割を超え、金利上昇が企業の経営リスクとして顕在化しつつある現状が判明しました」と総括している。
続けて「今後は支払利息の増加が利益を圧迫する懸念があるため、単なるコスト削減にとどまらず、社内の資金ポートフォリオの見直しや適正価格への転嫁が急務です」と指摘。結論として「経営者は金利高時代を見据えた財務戦略の再構築と、収益力の強化を一体で進める必要があると言えます」と述べている。
手元資金の設問についても「合わせると57.9%の企業が資金ポートフォリオの再編を進めている」と整理し、預金金利の上昇を受けた運用見直しの動きが広がっているとの読み解きを示した。
この業界で次に出すなら:
借入のある企業の資金調達手段の変化に関する調査
社員の住宅ローン負担に対する企業の支援制度に関する調査
金利上昇局面での設備投資の判断基準に関する経営者調査
2026.09.16
グンゼ株式会社
繊維・アパレルメーカー/インナー・レッグウェア
絞り込みQiQUMOユーザー全体、および子どものいる60代以上の2系統。回答数は設問により変動
調査概要:グンゼによる「敬老の日のプレゼントに関する意識調査」。調査期間は2026年9月1日~2日、調査方法はアンケートツール「QiQUMO」のアンケート機能で、調査対象者は同ツールのユーザー。有効回答数は「設問による」とされ本文にnの明記はない。子どものいる60代以上を対象とした設問も設け、贈る側と受け取る側の双方を見る構成。
調査結果:ギフト選びの悩みは「実用品を贈りたいが品物に迷う」27%、「毎年同じでマンネリ」20%、「健康を気遣えるものを贈りたいが、何がよいかわからない」17%。
リリースは「全体の69%が敬老の日のギフト選びに何らかの悩みを抱えている」とするが、本文掲載の3項目の合計は64%で一致せず、他の選択肢は本文に掲載されていない。子どものいる60代以上では9月~10月頃の悩みとして「朝晩の冷えや、日中との寒暖差」39%、「寝るときの暑さ・寒さの調整が難しい」34%。各設問のnは記載がない。
発表企業の読み解き:グンゼは調査結果を「約7割がギフトのマンネリ化や、ギフト選びの難しさに悩んでいる結果に」と総括している。さらに「子どものいる60代以上の方々を対象にした調査からは9月~10月頃の『朝晩の冷えや、日中との寒暖差』『寝るときの暑さ・寒さの調整』などに悩んでいることが分かりました」として、贈る側の悩みと受け取る側の季節の悩みを並べて提示。
そのうえで同社は、秋の寒暖差から守る「おもいやり健康ギフト」を新提案と位置づけ、睡眠時の寝返りに配慮したパジャマ「KAIMIN NAVI」、綿100%でタグレス仕様のインナー「the GUNZE」、肌あたりに配慮した無縫製シリーズ「KIREILABO」、前開きで着脱しやすい「Medicure」を、悩みに応える商品として紹介している。本リリースには肩書・氏名つきのコメント発信者は置かれていない。
この業界で次に出すなら:
贈られたギフトのうち実際に使い続けているものに関する受け手調査
衣類ギフトのサイズ・好みをどう確認しているかに関する調査
60代以上の寝室の温度調整と寝具の使い分けに関する調査
2026.09.15
株式会社ソーシャルインテリア
インテリア事業/家具サブスク・オフィス内装
絞り込み首都圏20〜29歳・50〜59歳の男女各500名計1,000名を割付、失敗経験層を抽出
調査概要:ソーシャルインテリアの「部屋づくりとインテリアに関する実態調査」。調査対象は首都圏の20〜29歳(Z世代)と50〜59歳(バブル・就職氷河期世代)の男女各500名、計1,000名。調査期間は2026年8月26日〜27日、調査方法はQiQUMOを利用したインターネット調査。2世代を同数割付し、失敗経験者層を抽出して分析。
調査結果:理想の部屋がもたらす変化は、バブル・就職氷河期世代が「自宅で心からリラックスして疲れが取れる」59.6%、Z世代は「新しい趣味や挑戦を始めたくなる」25.0%、「自己肯定感が上がる」20.0%。
部屋づくりのハードルは上世代が「お金・予算」46.0%、Z世代は「本当の好みが言語化できていない」24.2%、「買ってみて失敗するのが怖い」20.8%。AIコーディネート×サブスクの利用意向は失敗経験のあるZ世代で79.0%、センス・想像力に壁を感じる層で69.9%。各層のnは非掲載。
発表企業の読み解き:ソーシャルインテリアは、世代差の結果から「Z世代にとって部屋は単なる休息の場ではなく、アクションを起こすための『モチベーションの源泉』である」と読み解く。
そのうえでハードルの質の違いに触れ、Z世代は「“頭の中にある憧れを形にできないジレンマ”を抱えている実態が浮き彫りになりました」とする。利用意向の高さについては「自力での部屋づくりに限界を感じている生活者にとって、MY TOKYOROOMSの『AIによる視覚的アシスト』がまさに求められている解決策であることが実証されました」と結論づけた。
同社は2026年9月15日に新機能「MY TOKYOROOMS」の提供を開始。写真や質問への回答からAIがコーディネートを生成し、提案アイテムは「subsclife by TOKYOROOMS」で初期費用を抑えてサブスク利用や購入ができるとしている。
この業界で次に出すなら:
一人暮らし開始時の家具購入予算と後悔に関する調査
賃貸住宅でのインテリアの制約と妥協点に関する調査
AIに任せたい領域・任せたくない領域に関する調査
2026.09.15
株式会社アテックス
健康・美容機器メーカー/マッサージ器・快眠寝具
絞り込み全国60歳以上の男女500名。痛みの有無→外出への影響→未対策と段階的に絞り込み
調査概要:アテックスによる「筋肉のコリに伴う痛みに関する実態調査」。実施時期は2026年9月10日〜11日、調査手法は「クロス・マーケティングのQiQUMOを使った調査」、調査対象は全国の60歳以上の男女500名。痛みの有無を聞いた後、痛みがある人に外出への影響、影響がありながら未対策の人に理由を尋ねる段階的設計。
調査結果:コリの痛みは「常にある」16.6%、「時々ある」47.6%で計64.2%。痛みがある人では外出頻度への影響が計38.4%で、控えた行動は「運動」15.9%、「買い物」7.8%。対策は「している」58.3%、「していない」41.7%。
未対策の理由は「年齢のせいで仕方がない」34.8%、「医療機関に行くほどではない」26.1%。痛みが改善すれば外出機会が増えるは計43.9%。元気な老後に最も必要なものは「健康な身体」73.6%。設問ごとのnは記載がない。
発表企業の読み解き:アテックスは「調査の結果、肩や首、腰などのコリの痛みが、シニア世代の外出や趣味活動、人との交流機会に影響している実態が明らかになりました」と総括。
さらに「コリの痛みが日常生活に影響しているにも関わらず、年齢のせい、医療機関に行くほどではないと諦めている方が一定数いることも分かりました」とし、「見過ごされがちなコリの痛みは『外出控え』につながり、運動不足や社会参加の機会減少にも影響を及ぼすことになります」と指摘する。
そのうえで同社は「日常生活でできるコリのセルフケアや健康習慣づくりを通じて、シニア世代がいつまでも自分らしく活動できる社会の実現をサポートしてまいります」と結び、「低周波治療器コランゼ」「ひざカツ マッサージャー」「自在マッサージシートJIZAISU」「ネックマッサージピロー くびレッチ」を紹介している。
この業界で次に出すなら:
シニアの運動習慣の継続率と中断理由に関する調査
家庭用健康機器の購入きっかけと使用頻度に関する調査
痛みがあっても受診しない理由に関する年代別調査
2026.09.15
株式会社LIVENT
葬祭業/花祭壇の葬儀・家族葬「花葬儀」
絞り込み全国3,098人の事前調査から、花で人を思い出し故人を日常的に偲ぶ273人を抽出
調査概要:LIVENTの「花と人生の記憶調査」第2弾。調査日は2026年7月23日〜8月31日、調査方法はQiQUMO調査サービスを利用したインターネット調査と、自社顧客・関係者・社員のネットワークで募集した自社アンケート調査の併用。全国3,098人の事前調査から該当273人(男性73人・女性200人)を抽出する2段設計。
調査結果:故人を思い出すきっかけは「お盆・お彼岸・命日などの行事」44.0%が最多で、「料理・食べ物・味」42.5%がほぼ並び、「写真・動画」39.6%、「思い出の場所」37.0%、「家族や友人との会話」36.6%が続く。
お墓参り以外で偲ぶ人は83.9%で、方法は「心の中で話しかける」48.0%、「仏壇・手元供養に合掌」42.9%、「写真を飾る・見返す」33.3%、「好物を供える・食べる」32.2%、「花を飾る」28.2%。思い出したときの気持ちは「懐かしい」52.4%が最多。
発表企業の読み解き:株式会社LIVENT代表取締役の三上力央氏は、「花葬儀®では、『故人様の人生を聞かせてください』の一言から始まります」と自社の葬儀の進め方を示したうえで、「お話を伺うと、思い出として出てくるのは、作ってくれた料理、一緒に歩いた道、好きだった花、何気ない会話が多く、特別な行事や出来事よりも、その人らしさは日常の記憶の中にこそ宿っていると感じます」と述べる。
今回の結果については「『お彼岸や命日』と『食べ物』がほぼ同じ割合で故人を思い出すきっかけになっていたことは、とても象徴的でした」とし、「供養とは、決められた日に何かをすることだけではなく、日常の中で大切な人を思い出すことそのものなのかもしれません」と結論づけた。
同社は「人が人を想う気持ちや記憶が、その後の人生を豊かにするあり方を考え続けていきたい」としている。
この業界で次に出すなら:
お墓参りの頻度と自宅からの距離の関係に関する調査
遺品の扱いに困った経験に関する調査
葬儀の場で故人の人柄をどう伝えたかに関する調査
2026.09.15
株式会社ココチエ
WEB招待状サービス運営・デザイン制作
絞り込み70歳以上の男女200名。うち「お祝い不要」層のみに理由と誘いへの反応を追加聴取
調査概要:株式会社ココチエが70歳以上の男女200名を対象に実施した「敬老の日に関する意識調査」。調査方法は「QIQUMOを利用した、インターネット調査」、調査時期は2026年9月8日。全体への意向把握に加え、「お祝いされたいと思わない」と答えた層だけに理由と集まりへの反応を追加で聞く二段構成をとっている。
調査結果:敬老の日に「お祝いされたい」と答えたのは20.5%、「お祝いされたいと思わない」は44.5%。望まない理由は「敬老の日だからといって特別なことをしてもらう必要はない」48.3%、「敬老の日そのものにあまり関心がない」41.6%、「シニアとして扱われることに抵抗がある」19.1%。
一方、「みんなで食事をしよう」「集まろう」と誘われたらうれしい人は全体で63.0%にのぼった。各数値はグラフ画像だけでなく本文にも明記されている。
発表企業の読み解き:ココチエはリリースで、敬老の日に「お祝いされたい」と思う70歳以上は20.5%にとどまる一方、「みんなで食事をしよう」「集まろう」と誘われたらうれしい人は63.0%にのぼったと整理し、タイトルでもこれを意外な「お誘い待ち」と表現している。
同社は「敬老の日は、長寿を祝い、日頃の感謝を伝える日です。その気持ちの伝え方として、プレゼントを贈ることに加え、『久しぶりにみんなで集まろう』と声をかけるきっかけにもできます」とする。結びでは自社サービスに接続し、WEB招待状ヨブナラは出欠回答、ゲスト管理、リマインド、QR受付までをオンラインで完結できる仕組みを提供するWEBサービスだと説明。
「今年の敬老の日は、いつものメッセージに少しだけ特別感を添えて、大切な人に『集まろう』を届けてみませんか」と呼びかけている。
この業界で次に出すなら:
家族の集まりの幹事を誰が担っているかに関する調査
招待の連絡手段(LINE・電話・はがき)の世代差に関する調査
祝われる側が本当に望んでいることに関する年代別調査
2026.09.02
クラシエ薬品株式会社
医薬品メーカー/漢方・OTC医薬品
絞り込み全国の20〜60代男女600名(歩数が減った人/変わらない人で層別集計)
調査概要:全国の20代〜60代の男女600名を対象に、2026年7月28日にインターネットアンケートを実施(クラシエ調べ/クロス・マーケティングQiQUMOを利用した調査)。全体に聞いたうえで「歩数が減った人」と「変わらない人」に分けて比較する構成です。
調査結果:気温上昇後に歩数が減少したと答えた人は36.2%と、約3人に1人。その理由の1位は「猛暑・熱中症が心配で外出する用事を減らした」71.4%でした。
注目は不調との関係で、歩数が減った人の74.2%が何らかの不調を実感しており、歩数が変わらない人の62.3%を上回ります。
不調の内容は「疲れが取れにくい」38.2%、「だるさ・倦怠感」32.3%が上位。「肌荒れ・肌のくすみ」「むくみ」も歩数が減った人で約7ポイント高く出ました。一方、29.6%は「特に何もしていない」と答えています。
発表企業の読み解き:同社は結果を漢方の枠組みで読み解いています。漢方では「気」「血」「水」が滞りなく巡っている状態を健康と考えるため、運動不足はこの巡りの低下として捉えられます。
むくみは水分を巡らせる力が弱まり余分な「水」が停滞する「水滞(すいたい)」、肌荒れ・くすみは血流低下で「血」が滞る「瘀血(おけつ)」の状態と説明。疲れ・だるさは血と水の滞りが気の巡りにも影響した結果としています。
そのうえで厚生労働省のガイドを引き、1日8,000歩を目安に日常の活動量を増やすことを提案。自宅でできる対策として気功体操「スワイショウ」、足のむくみに効くツボ「三陰交」、安眠のための朝食のタンパク質補給を挙げ、最後に防已黄耆湯(コッコアポL錠)と桂枝茯苓丸料加薏苡仁(ヨクイノーゲンホワイト錠)を症状別に紹介しています。
この業界で次に出すなら:
冬の運動量低下と体調の関係に関する季節比較調査
猛暑日の外出を控えた結果、何をやめたかの行動代替調査
歩数計・スマートウォッチの利用と行動変容に関する調査
12本で最も分かりやすいのが、シニア4本の違いです。
ココチエは「お祝いされたい」20.5%と、「集まろう」と誘われたらうれしい63.0%を並べ、祝う側の思い込みを崩しました。
アテックスはコリの痛み64.2%を入口に、外出頻度への影響38.4%、未対策の理由「年齢のせいで仕方がない」34.8%まで接続しています。
グンゼは贈る側と受け取る側を分け、レモンマートルは旅行という場面に限定しました。年代で切るだけでは平均値しか出ません。
もうひとつは開示の差です。LIVENTは事前調査3,098人から該当273人を抽出したと明記し、小谷野税理士法人も全設問で%と社数を併記しています。
一方、全体の%だけで各設問の回答数が本文にないリリースもありました。引用される側に回るなら、数字と同じだけ「誰に何人聞いたか」を書いておく価値があります。
そして数字の先に、自社の言葉での意味づけがあるか。各事例の「発表企業の読み解き」は、そこを見るための欄です。
A. 年代だけで一括りにせず、具体的な生活場面や心理のギャップに焦点を当てることです。今月の事例でも、「祝われたいか」と「集まりの誘いが嬉しいか」の本音のズレに着目した調査や、「身体の痛み」から「外出頻度への影響」へと因果関係をたどった調査、「旅行」という特定の行動に絞った調査など、切り口を具体化することでそれぞれ全く異なる強いファクトを引き出しています。
A. パーセンテージ(%)だけでなく、各設問の有効回答数(n数)や実数(名・社)を明確に記載することです。全体の母数だけでなく、「この設問は何人に聞いたのか」という抽出条件や過程が本文中に明記されているリリースほど、客観的な情報としての信頼性が高まり、ニュース記事や他媒体で安心して引用されやすくなります。
A. 調査で浮き彫りになった課題に対して、自社ならではの言葉で「名前や意味づけを与える」ことです。たとえば、使われないジュエリーを「継承ロス」、イベント翌日以降の疲労を「時差不調」と定義づけることで、生活者が自覚していなかった潜在的な悩みを言語化し、その解決策として自社サービスや製品を必然性を持って提案できます。
各事例のリンク先は、その調査の該当プレスリリースページです。利用企業の自社サイトに個別ページがある場合はそちらを、ない場合は配信元(PR TIMES/@Press)の該当リリースページを指しています。「発表企業の読み解き」は各社がリリース内で示している解説・提案を要約したもので、数値はすべて各社の公表値に基づいています。