広告戦略〜プロダクト企画、効率化にアンケート活用した不動産サービスの事例

広告戦略からプロダクト企画・リソース最適化にアンケートを活用した不動産サービスの事例

不動産系Webサービスを展開するF社様は、QiQUMOのセルフアンケートを用いた認知・評価比較の調査を実施しました。

アンケート結果から導き出された自社サービスへの認知、競合サービスとの比較内容は、利用者拡大の広告戦略はもちろん、サービスの改善や新規機能企画にまで活用されたそうです。

加速するIT化、課題発見のためにWebアンケートが最適

以前であればITとは縁遠く感じられていた不動産業界においても、時代の流れとコロナ禍によって、DX化が加速しました。

かつては実店舗での商談が主流でしたが、今ではインターネットを活用した下調べだけでなく、打ち合わせまでもITでの完結が可能に。

不動産業界といっても、建築、売買、仲介、業界支援など、多様な分野が存在します。ただしどの分野であっても、Webを活用した集客は必須。

インターネット集客が欠かせないからこそ、顧客についての調査もWebアンケートとの親和性が高くなっています。

Webサービスにおいてネットリサーチとの相性が抜群

F社様がQiQUMOを活用したのは、不動産売買・仲介のWebサービスにおいて、自社の認知度や競合との比較を調査する目的がありました。

不動産Webサービスを利用する顧客が求めるのは、「物件の探しやすさ」「物件の掲載数」「画像や動画などの充実度」「物件および周辺情報の充実度」「制約時の特典」など多岐に渡ります。

大半の情報をWebで取得可能なため、顧客の行動においては、まずはパソコンやスマホでの検討がスタートとなります。

物件を検索する際には、地域や沿線、間取りや価格などを指定することも考えられますし、単純に「不動産購入」や「⚫️⚫️駅 マンション 賃貸」などの網羅的な検索意図で調べることもあれば、特定の不動産会社やポータルサイトのブランド名で検索する可能性もあります。数多ある不動産サービスが表示された状態で、どのような意図で自社のページに訪れてもらえるのか。自社ページへの流入経路を知ることが、F社様に必要なリサーチの一歩目です。

Webで情報収集する顧客を対象とするため、Webアンケート調査を実施するのは理にかなっています。顧客にとっては、比較検討時と同じ行動でアンケートに回答できるため、そのリサーチ結果は信ぴょう性が高いと考えることができるでしょう。加えて、QiQUMOでは、サービス紹介のWEBページや広告ランディングページを見てもらった上で感想や評価を答えてもらうことも可能です。

QiQUMOで調査ができる、顧客における認知度と他社比較

F社様がネットリサーチで知りたかったのは、自社Webサービスの認知度。どの程度の人々が、F社様のサービスを知っているのかを把握することは、利用者数や売上・成約数を増加させるために欠かせません。

Webアンケートを活用することで、自社サービスやブランド名の認知度だけではなく、競合他社のサービス・ブランド名との認知差分も知ることが可能です。もちろん、自社サービスを利用して欲しい顧客層に限定してのリサーチができるのも強み。

F社様は「自社サービスを知っている/知らない」の認知有無だけではなく、「自社サービスに対してどのようなイメージを抱いているか」「利用しての満足度はどの程度か」「どのような点に改善要望があるか」といった、ユーザーの生の声を集めるための調査設計を実施しました。

QiQUMOのWebアンケートであれば、対象となるセグメント(居住地や年齢、性別、収入など)を調査対象としながら、各設問の回答結果に応じて、より深いアンケートに回答してもらうことが可能です。

「自社サービスを知っている」回答者に対して、「サービス・ブランドにどのようなイメージがあるか」を質問し、「サービスを利用した経験があるか」の問いにYesと回答した人に対して「利用した結果の満足度」を選択式もしくはフリーテキストでヒアリングしたり、「より使いやすいサービスとなるには何が不足しているか」といった改善要望までを収集できます。

アンケートの結果は、広告戦略からサービス企画にまで応用可能

Webアンケートを実施した不動産系Webサービスを展開するF社様は、回答結果を以下の施策に利用したそうです。

広告戦略

  • ユーザー獲得に欠かせないオンライン・オフラインの広告について、ターゲットに最適な訴求ポイントを発見
  • ターゲット層に最もリーチできる広告媒体を選定
  • 顧客獲得だけでなく、ディスプレイ広告を活用したブランディング戦略の実施
  • 潜在層を囲い込むために、SEO戦略の見直しと強化施策を実施
  • 顧客の検討状況に合わせた情報提供が可能となるランディングページの作成

サービス改善・企画

  • 実際のWEBページ、ランディングページを見てもらった上で評価を聴取
  • 利用経験者による、自社サービスの使いにくい部分の改善
  • 競合サービスで満足度の高い機能の追加検討
  • 顧客の利便性や満足度に影響を与えない部分を割り出し、社内リソース配分の最適化

Webアンケートの計画段階では、マーケティング部門におけるWeb広告施策の検討材料を集める想定だったそうですが、有益な情報を得られたことで、広告戦略全体の参考になったとのこと。さらには、サービスの改善や機能検討にも活用することができ、リソースの最適化まで好影響を与えたそうです。

QiQUMOのWebアンケート調査は、541万人のアクティブパネルを対象に、1問10円(税抜)から定量調査を実施できます。対象者の絞り込みによってことなりますが、一般的なターゲットによる数百サンプルの回答であれば、2〜3日で必要数を十分に満たすことが可能です。

短期間でコストパフォーマンスの高いアンケート結果が得られるのは、Webアンケートの最大の強みといえます。Webサービスにおけるユーザー分析を実施するのなら、QiQUMOを活用したアンケート調査と分析、施策の計画〜実行までをお勧めします。

 

セルフ型WebアンケートツールQIQUMO